2017年09月13日

お引渡し終わりました!

完成お引渡し
最近ブログの更新が月一回になっていて、周辺の話題がほとんどだということに気づきました。建築現場は日常的に動いているので、こちらは「普通」になっていますが、家づくりを具体的に検討している方にとっては、住まいづくりコンシェルジェのブログになっていないとお感じになるかも知れませんね。

先日お引渡しを終えた佐伯区のTさん。
注文住宅ならではの遊び心いっぱいの家が完成しました。

間取りの自由度はもちろん、写真のキッチンも通常採用する建材メーカーのカップボードではなく、古材を加工してオリジナルで家具を作りました。吊戸棚とか照明、カウンタートップのタイル張りなど、奥さんがイメージを集めて雑誌に出ているようなキッチンが出来上がっています。

インテリアも凝り、部屋ごとに壁や天井の色、柄を変えて楽しんでいます。私もここまで大胆に色々なクロスを使った家は初めてでした。
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Posted by cms_hiroshima at 11:05Comments(0)お引渡し

2017年09月01日

四季を通じて暮らされたお客様インタビュー

入居者インタビュー
ご報告を忘れていましたが、まだまだ暑さが続いている8月の下旬に、去年お引渡しした東広島市のお客様のご自宅を訪問し、一年間暮らしてみられての感想をお聞きしてきました。弊社ホームページで99番目の『お客様の声』を頂いているW様ご夫妻です。

http://www.cms-hiroshima.com/reason/reason-099.html

事前に取材のご連絡をしていたとはいえ、キッチン周りはまるでオシャレなお店のように飾られ、入居後もセンス良く暮らしていることが感じられます。ステンレスのアイランドキッチンと、背面にあるシンプルな棚、そして天井に向けてライトアップされた間接照明など、見てもらうことを意識したキッチンです。

通常は、壁面にカップボードを設け、調理台部分は手元が見えないようにして、多少片付いていなくても生活の様子が見えないようにするケースが多いのですが、気のおけない友人を招いてパーティが出来るような空間です。リビングと中庭のウッドデッキとも続いているので、会社の人たちも呼ばれて実際にパーティも開いたそうです。

実際にはご主人の自慢は建物の性能。
断熱性能には特にこだわり、高いレベルの省エネ基準をクリアして、さらにソーラー発電も搭載したゼロエネルギー住宅ですが、実際に来場された友人はほとんどそのことに気づきません。床暖房もしていないのに、冬は「床暖房しているの?暖かいね!」と聞かれる程度で、建物自体の性能には気づかない人がほとんどだったそうです。

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Posted by cms_hiroshima at 14:43Comments(0)お引渡し

2017年08月19日

日本経済新聞でサービスが紹介されました!

日経新聞広島版記事
先日取材にお越しになった日本経済新聞社広島支局の安西巧支局長による取材記事が紹介されました。私が安西さんを知ったのは、昨年発売された新潮新書『広島はすごい』の本でした。北九州出身で、大学から日経新聞社での仕事も含めて、ほとんど東京生活が長い方なのに、広島に転勤されて1年目に書いたこの著書は、カープの25年ぶりの優勝も含めて、その取材力に驚いたものです。

取材にお越しになったのが今月の8月1日。
お盆休みを挟んだので、安西さんがこれまで出された著書2冊を買って夏休みに読んでみました。『経団連−落日の財界総本山』『さらば国策産業−「電力改革」450日の迷走と失われた60年−』という、大手新聞記者では切り込めないような巨大な既得権益に切り込む硬派な本を書かれていて、さらにビックリです。

さすがにいい感じで記事をまとめていただいていました。
全国版じゃないので、影響は限定的でしょうが、安西巧支局長に取材いただいたことがひとつの誇りになりそうで感謝です♪

  
Posted by cms_hiroshima at 14:05Comments(0)マスコミ取材

2017年07月25日

某ハウスメーカーの戸建単価が凄い!

戸建住宅単価上昇グラフ
日銀の黒田総裁が5年任期の最終年、異次元の金融緩和によって物価を上昇させて「デフレを2年で脱却させる!」と宣言してから、残すところ任期は半年となりました。しかし結局ご自身の任期では2%の物価上昇は達成できず、さらに一年先送りすると発表されました。

画像は、若干時期がずれますが、まさに”デフレの真っただ中”の2010年から2014年の、某大手ハウスメーカーの戸建住宅の1棟あたりの売上単価です。1万棟を超える住宅供給をしていて、平均客単価が毎年これほど伸びていると、どれだけ売上も伸ばしたのだろうかと思うと驚きますね!

【戸建住宅1棟あたり売上単価】
 ・2010年 3,172万円
 ・2011年 3,311万円(前年比134万円/4.2%上昇)
 ・2012年 3,344万円(前年比 33万円/1.0%上昇)
 ・2013年 3,450万円(前年比106万円/3.2%上昇)
 ・2014年 3,565万円(前年比115万円/3.3%上昇)

ちなみに1年間で平均100万円の単価増加で1万棟だったら、増加分だけで100億円の売上げ増です。株主向けの資料で書かれているので、たまたま予算のあったお客さんが、オプションを100万円分余計に発注してもらったというものではなく、この会社で建てた人”全員”の平均で、前年度よりも”物価上昇していた”ということです。東日本大震災の翌年を除いて、政府や日銀の物価上昇目標よりもはるかに単価が上がっています。

しかも戸建住宅だけでなく、賃貸住宅も、3・4階建て住宅も、それぞれ5年間一貫して右肩上がりです。
では、同じ資料で2013年度〜2015年度の3年間の戸建住宅事業の売上高(計画含む)も書かれていましたので、そちらも紹介しますね!
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Posted by cms_hiroshima at 14:35Comments(0)業界よもやま話

2017年07月19日

福富町の古民家で『建築士の日イベント』講演会

イベント会場の土間で講演会
ご報告が遅れましたが、7月8日(土)東広島市福富町にて、広島県建築士会東広島支部主催のイベントの講師として1時間の講演をしてきました。テーマは「景観」で、会場は近畿大学工学部建築学科の准教授、谷川大輔先生が移住のために自ら購入した古民家をお借りして、第二部では私と谷川先生との公開討論会も行いました。

タイトルは『ずっと住み続けたいまち そこには「美しい景観」がある。』という、ちょっと壮大なテーマになりましたが、日本のコンパクトシティの代表的な事例である青森市と、人口規模的に近いドイツのフライブルク市の人口密度や街並み、商業施設などを比較しながら、東広島市の酒蔵通りなどの地元の景観にもスポットを当てて、お話をしました。
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Posted by cms_hiroshima at 11:19Comments(0)イベント等ご案内

2017年06月05日

ZEHの家建築中!

ソーラーパネル
最近家づくりを検討し始めた人でなければ、ほとんど聞いたことがない言葉『ZEH(ゼッチ)』。Zero Energy House(ネット・ゼロエネルギー・ハウス)の略語です。これは日本のエネルギー基本計画に沿って、年間の一次エネルギーの消費量を正味(ネットで)ゼロエネルギーになるような新築住宅をつくるようにとの政策で、経済産業省の外郭団体である一般社団法人『環境共創イニシアティブ』が推進している省エネ性能の高い家です。

ネット・ゼロということは、ソーラー発電によって自家発電することで、電力会社からの電気を買わないことも含めての、正味ゼロエネルギーで、無暖房で過ごせるような断熱性能の家という訳ではありません。『HEMS(ヘムズ)』と呼ばれるエネルギーマネジメントシステムで家の中で使うエネルギーをモニター画面で見える化するなど、エネルギー節約ができる家がZEHです。

昨年度は広島地域でも125万円の補助金が出て、写真のお宅も申請に間に合いましたが、今年度の募集を見ると補助金額が50万円も下がって75万円となっていました。太陽光発電のパネル価格が下がっていることや一定の普及が広がって工事の効率も高まっているだろうという判断なのでしょう。太陽光で発電する電気の買い取り金額も徐々に下がってきているので、補助金が得られたとしても、購入者の負担は決して小さくはありません。

また技術力があればどの会社でも出来るという訳でなく、事前にZEHビルダー登録した企業(地元の工務店含む)に限られます。技術力と意欲のある会社だけに高い省エネ技術を学んでもらい、ノウハウを早期に確立してもらいたいということのようです。

大手のハウスメーカーだけでなく、木造住宅を手掛けている地元工務店でも、ネットでZEHビルダーを探してもらえば、大手と同等以上の断熱性能の家を建築することが可能です。特に鉄骨プレハブに比べると、躯体の熱伝導(ヒートブリッヂ)が少ない分、木造住宅のほうがコストを抑えて高性能な省エネ住宅をつくることが可能でしょう。

どの会社がいいのか分からなければ、広島都市圏で新築住宅をZEH化したい場合、私にご相談下さい。画像の家は広島市佐伯区で建築中です♪

  
Posted by cms_hiroshima at 16:33Comments(0)TrackBack(0)只今工事中!

2017年05月26日

気密測定終わりました!

お客様立会いの気密測定
広島市西区で工事中のK様邸もいよいよ完成が近づいてきました。先週、半日のみの完成内覧会もさせていただき、施主立ち合いで気密測定も行いました。

測定は、窓を閉め切って測定器のファンを回し、室内の空気を勢いよく外に排出します。その時の室内と屋外との気圧差、そしてモーターにかかる負荷によって建物の隙間を計測します。まだエアコンなどもついていないので、屋内と屋外の気温差はほとんどなく、約28℃の条件で圧力差を変えながら5回通気量を計測しました。

総相当隙間面積:αAが104cm2、建物外皮の実質延べ床面積が182cm2でしたので、相当隙間面積C値は0.6cm2/m2という計算結果となりました。かなりいい数値だったので、施主のKさんご夫婦も安堵し、記念に計測記録をプリントアウトしてもらって持ち帰られました。

Kさんにはちょうど100組目のお客様の声も頂きました。
実際にはもっと数多くのご家族がサービスを利用され、喜ばれていますが、顔写真入りでのネット上の公開までご協力いただけたお客様が100組になったことは、私にとっても感無量です♪
http://www.cms-hiroshima.com/reason/reason-100.html  
Posted by cms_hiroshima at 18:17Comments(0)TrackBack(0)只今工事中!

2017年04月14日

ホームステージングで変わるインテリア

日本では間取りや外観を重視して、インテリアにはそれほど関心を示さないケースが多いですね。内装は床がフローリングで壁は白いビニールクロスということがほとんどです。一方、アメリカやヨーロッパの住宅を視察すると、外観はもちろんのこと、やはりインテリアも重要な個性表現になっています。

10年ほど前に視察した米国フロリダ州の分譲地で、建物は完成していながらまだ売出しをしていない物件と、購入を検討している来場者に見てもらうためのモデルホーム(ショールーム)のインテリアを見せてもらう機会がありました。アメリカでは、中古住宅も「ホームステージング」というインテリアの飾付けをし、購入希望者に魅力的に映るよう専門業者を雇うということが良く行われています。

同じ間取り、同じ設備でもどれほど印象が変わるか、下の画像を比較してもらえば一目瞭然ですね!
ホームステージング後
まずは、ショールームとして来場者に見てもらうモデルホームのインテリア。2階子供部屋のバスルームですが、トイレや洗面台も一緒です。両親が休むベッドルーム(主寝室)には、もっと豪華なバスルームがクロークと併設してあるのが普通です。
ホームステージング前
左右逆転していますが、同じ間取りでもホームステージングをしていない建物の部屋をみるといかがでしょうか?真っ白なインテリアですが、清潔感があっても病院のような感じさえします。このように比べて見なければ気づきませんが、どちらが魅力的で高く売れるか、私が言うまでもないでしょう。
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Posted by cms_hiroshima at 15:54Comments(0)TrackBack(0)業界よもやま話

2017年04月05日

悪徳リフォームの調査

私は現在、新築の戸建て住宅専門のサービスを行っており、既存住宅の調査(インスペクション)は行っていませんが、25年ほど前は住宅リフォームのFCチェーン本部で、加盟店の指導を行っていました。

当時も悪徳リフォームが多く、見積内容の不備や、屋根・外壁などの訪問販売による高額工事の被害、床下換気扇やプラ束設置など、不要な工事の押し付けなどが社会問題にもなっていました。そこで消費者に安心できる住宅リフォームのお店を増やし、しっかりと従業員教育を行って、施工や見積の標準化にも取り組みました。

今回、知人からの相談で、悪徳リフォームの工事内容の確認と業者立会いをしてきました。
アラミド繊維の小屋束補強
高齢の女性の一人暮らしの家で、外回りの塀の塗装と、サッシ周りのクリーニングなど、外部のメンテナンスだけ問合せしたのに、「無料点検です」といって、天井裏の様子を伺い「大変ですよ。小屋裏に雨漏りの跡がありカビが発生しています。おまけに梁が割れていて、補強も必要です!」と写真を撮って見せたそうです。

そして200万円以上もかけて、瓦にコーキングを施し、画像のように小屋束に『アラミド繊維』で3か所補強をしたのです。通常アラミド繊維は、コンクリートの橋脚の補強などに使われ、金物や構造用合板で追加補強が可能な木造で使われることは基本的にありません。

雨漏りの跡も、状況判断から”2階居室から小屋裏に入った暖気が、妻側の換気から流入する冷気と接した部分で結露が発生した”と考えられ、本当に雨漏りかどうかを確かめることなく、高額な工事を行っていました。

業者側も、こちらの状況判断や質問に返す言葉がなく、不要な工事を実施したことは認めました。しかしこれから工事代金の査定や返還など、業者との攻防が続きます。住宅リフォームでも、業者に依頼する前に相談するコンシェルジェが必要な時代ですね。今は『ホームインスペクター』という建物検査の専門家もいますので、是非「施工をしない専門家」に相談して欲しいですね!  
Posted by cms_hiroshima at 07:42Comments(0)TrackBack(0)欠陥住宅

2017年03月28日

広告費負担と会社経営

ニュース報道で「てるみくらぶ」という格安海外ツアーの会社の破たんで、海外に取り残された方々や、支払った旅行代金が戻ってこないという被害者が増えているようです。被害額は99億円で負債は151億円。中堅の旅行会社として通常の営業を行っていながら、これだけの負債を抱えてしまった原因は「広告費が掛かり過ぎた」ということです。

JTBやHISなどの大手はもっと広告費を使っているのでしょう。不特定多数のお客さんを相手に、選ぶ側も数社の選択肢がある価格競争になりやすいビジネスでは、人件費以上に広告費が会社経営に大きな負担を与えていることが分かります。

住宅展示場
住宅業界で考えてみるとどうでしょう。旅行会社のツアー広告どころではない広告出稿とチラシやDM発送を行っている会社が数多くありますね。その上、旅行会社にはない『総合展示場への出展』という、莫大なテナント料と豪華モデルハウスの建設費も会社が負担しています。さらに営業マンや設計担当者、施工管理の人など、旅行代理店の窓口担当とは比べ物にならない人件費負担があります。
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Posted by cms_hiroshima at 16:42Comments(0)TrackBack(0)時代を読む

2017年02月15日

窓の断熱性能

トリプルサッシ5年ほど前の住宅のサッシは、北海道を除いてほとんどアルミサッシが使われていました。冬の結露がひどいため、まずは「アングル」と呼ばれる窓枠部分に接する部分だけ樹脂が使われ、割高になるものの、室内側が樹脂のサッシも登場してきました。『シャノン』など一部の専業メーカーを除いて、西日本でオール樹脂サッシが使われ始めたのはまだ2〜3年でしょう。

ガラスも「ペアガラス」が一般的で、少し高いものになると「アルゴンガス入り」や「Low−eガラス」といった紫外線をカットするフィルム入りで熱線のカットや断熱性能を高めるガラスが普及しました。

現在当社サービスで工事中の現場では、さらに断熱性能の高い「トリプルガラス」を採用しました。スペーサーと呼ばれるガラス同士の間隔を確保する部材も、以前だったらアルミでしたが、この部材も樹脂となり、窓のコーナーが結露することもほぼなくなりました。

もちろん、サッシ枠は内側だけでなく外部も樹脂製です。
今のサッシはそれぞれの窓に、断熱性能の細かな表示がされています。北西の部屋と南東の部屋では、日射取得や日射遮蔽など、季節や方角によってもガラスの性能を変えていることが分かります。
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Posted by cms_hiroshima at 11:56Comments(0)TrackBack(0)只今工事中!

2017年02月02日

天井断熱と屋根断熱

断熱材にくるまれた棟札完成した建物では施主でも見ることがない断熱材ですが、壁以上に重要な断熱箇所は小屋裏です。これまでは「天井断熱」として、天井裏にグラスウールやロックウールなど、繊維系の断熱材を敷き詰めることが多かったのですが、天井吊り木などがあり、布団に隙間が生じるのと同様、どうしても断熱材を置くだけでは、天井裏に熱が逃げたり、夏の暑さが天井裏に伝わり、寝苦しい夜を過ごすといった形になっていました。

今回の現場では、天井裏ではなく屋根の下に現場発泡ウレタンを厚めに吹き付けました。一般的な天井断熱であれば、小屋裏空間は「外部と同じ環境」になり、冬は寒く、夏は蒸し風呂のようになってしまいます。しかし屋根断熱であれば、小屋裏空間が2階の部屋と外気温の緩衝地帯となって、暑さや寒さを和らげることが可能です。特にウレタン吹付は断熱性能だけでなく、気密性も高くなります。

注意しなければならないのは、屋根下地と断熱材の間が結露しないような対策を打つことと、天井断熱では断熱材が不要な妻側の「破風」の三角の部分の断熱材を忘れないことです。前者は軒先から垂木間に「通気層」を設けて、棟換気から空気が抜けるようにします。

しっかりと断熱施工をすると、現場で働いている大工さんだけでなく、小屋裏の棟束に取り付けられたお多福さんと棟札も、快適な空間となります。お顔を見ると喜んでいただいたようですね♪  
Posted by cms_hiroshima at 17:53Comments(0)TrackBack(0)只今工事中!

2017年01月19日

火災に強い家づくり

省令準耐火のコンセントボックス昨年末、新潟県糸魚川市で発生した大火災は、古い木造密集地での火災の危険性を再確認する大災害になりました。つい先日、22年目の黙とうを捧げた「阪神淡路大震災」でも、地震による圧死だけでなく、その後に発生した火災によって多くの命が失われました。

糸魚川の火災は、駅前の商店街で『準防火地域』という耐火性能の高い住宅が求められていたようです。しかし鉄筋コンクリートの建物でさえ、窓ガラスから入ってきた猛火で室内は延焼、強風にあおられて次々と類焼していきました。しかし奇跡的に燃えることなく、焼け野原にたった1軒だけ残った住宅は、特別に耐火仕様で造った木造住宅だったのです。

画像は、現在工事中の現場のコンセントボックス。省令準耐火仕様として鋼製(通常はプラスチック)で、仮に火が侵入しても壁の中を走らないよう耐火パテで延焼を防止しています。壁の下地を石膏ボードで防火としていても、コンセントやスイッチが溶けて壁内部を火が上昇すると、火に勢いがついてしまいます。今では、そのまま天井に火が抜けていかないよう『ファイヤーストップ』という材料で火の回りを抑え込みますが、昔の建物は火災も、床下からの冷たい風も、壁内部を通り抜けていました。

ちなみに画像の左側に見える「筋交い」金物は、熊本地震のような大きな揺れがあった時も、ダイレクトにビス(ねじ)に力が掛かるのではなく、少し歪んで緩衝することで揺れの力を分散させる筋交いプレートです。
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Posted by cms_hiroshima at 13:50Comments(0)TrackBack(0)只今工事中!

2017年01月15日

コミュニティ型賃貸住宅の見学会参加

テラスコート牛田旭今年最大の大寒波が到来した1月第2週の週末、知人がオーナーとなって建築したコミュニティ型賃貸住宅『テラスコート牛田旭』のオープンハウスに行ってきました。親族4世帯が住む山裾の広い敷地で雑木林になっていた法面を、将来の相続の対策も含めて10年前から計画、様々な難しい課題をクリアして、ようやく完成にこぎつけたということです。

良くあるアパートと違い、上下階に他人が住まない『メゾネット形式』の連棟住宅で、欧米では一般的なセミデタッチドと呼ばれるテラスハウスです。2LDKおよび3LDKで二階建て三層(ガレージおよび玄関のみの階あり)の建物ですが、オーナーがコミュニティを重視してつくった意欲的なプロジェクトで、私が行った時も地元TVの取材が入っていました。

雪の原爆ドーム急傾斜地でもあり、進入路が狭いため、広島市の開発許可を得るのも、宅地造成も大変な苦労があったとお聞きしましたが、良質な賃貸住宅が少ない中、戸建て感覚で近隣住民とのコミュニティを重視したこのような住宅は、人口減少や空き家増加などの社会問題に対して、ひとつの解決策を提供できると感じました。

夜は、別の知人の会社創立20周年の記念パーティ参加のため、広島国際会議場に行ってきました。雪化粧してイルミネーションで浮かび上がる原爆ドームは、長く広島に住む私にとっても珍しい光景でした。さすがにこの寒さ、観光客はおろかほとんど歩く人もいない平和記念公園でしたが、参加したパーティもオープンハウスも、人のつながりを感じさせる心の温かさが伝わってくるイベントでした。  
Posted by cms_hiroshima at 11:19Comments(0)TrackBack(0)街並み・住宅地

2016年12月17日

広島市西区で棟上げ!

建前スタート一気に寒さが厳しくなった12月中旬、広島市西区で棟上げです。前日までに土台敷きや床合板張りまで済ませ、当日朝8時から一気に柱をセッティングしていきます。

この日の朝は現場に来る途中の道路脇にあった外気温表示で−1℃の電光掲示が目に入り、日当たりのいい現地に行っても5℃を下回る気温でした。今回は、デジタル温湿度計も画像の隅に写して、棟上げ日の時系列をご紹介したいと思います。

棟上げの日は、数日前から天気予報を確認し、1日で一気に屋根下地と雨仕舞まで終わらせます。だから大工さんたちも応援部隊を集め8人くらいで手分けして作業します。梁や桁はクレーンで吊り、スタート1時間くらいで1階の柱は梁や桁で繋がれます。

1時間半後(9時25分)画像はスタートから約1時間半後、午前9時半前にはほぼ1階の主要な梁・桁は組みあがり、2階床の大引きなど床下地やボルト締めなど、グラつかないよう手分けして作業が進みます。

作業用のスチール階段も用意され、足場を使わなくても上がり降りが出来るよう、最近の現場は作業性・安全性も高くなってきました。
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2016年11月22日

平屋建築中!

平屋の基礎都市部では利便性の高い土地はすでに家が立ち並び、土地探しから家づくりをする人たちにとっては『椅子取りゲーム』のように、残りの椅子が少ない状態が続いています。ということは競争は厳しく、なかなか手頃な価格で日当たりや風通しのいい住宅地を取得するのは容易ではありません。

そのような地域は地価が高止まりし、一次取得(初めての住宅取得)では建築費も考えなければならないため、土地が小さくなりがちで三階建ての住宅も珍しくありません。1階がガレージと玄関ホールや収納、2階にLDKや洗面浴室などを設けて、3階に寝室や子供部屋といった間取りです。

一方、建替えの場合、既存の敷地は広いものの、住む人は子供たちが独立し、日常的には1〜2人だけが住むというご相談も増えてきました。親の世代が建てた家なので、住宅ローンもなく、ある程度の蓄えがあって土地取得費が掛からないケースです。そのようなケースでは、平屋建築をご提案することが多いのですが、現実問題として建築費が割高であることと、洗濯物を干すスペースが必ずと言っていいほど課題となります。
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Posted by cms_hiroshima at 12:03Comments(0)TrackBack(0)只今工事中!

2016年10月22日

オガールプロジェクト

オガール紫波の中央公園久しぶりに東北まで来たので、本やネットで興味を抱いていた街づくりプロジェクトにも足を伸ばしてみることにしました。岩手県紫波町の『オガール紫波プロジェクト』です。

中尊寺のある平泉から在来線で約1時間、東北本線で紫波中央駅を下車したら目の前です。途中、鳥取県倉吉市を中心とした震度6の地震情報が入り、妻からも「7Fにある事務所が揺れて怖かった!」とメッセージも届きビックリしました。4年前には近くまで来ましたが、その頃はこのプロジェクトは無名で、私たちは東日本大震災で大きな被害を受けた住田町や陸前高田市の視察だったので、当時はノーマークでした。

紫波町の人口は約3万人。盛岡市から通勤圏とはいえ、過疎と高齢化が進む小さな町のプロジェクトは、全国の地方都市に大いなる勇気をもたらせる興味深い事例がこのオガール紫波の取り組みです。
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Posted by cms_hiroshima at 17:47Comments(0)TrackBack(0)街並み・住宅地

2016年10月21日

世界遺産の毛越寺・中尊寺に行ってきました!

毛越寺当社が所属している『全日本不動産協会』の年一回の全国大会が宮城県仙台市で行われました。基調講演や事例発表などを終えて翌日、東日本大震災の復興も兼ねて、全国から集まった不動産業者のメンバーが、いくつかのツアーに分かれ、私は世界遺産のある岩手県平泉町のツアーに参加してきました。

この地に来るまで知りませんでしたが、平泉にある世界遺産は『中尊寺』だけでなく、毛越寺(もうつうじ)という平安時代に建てられた寺院の跡地など、京都でも見ることが出来ない歴史遺産があることを知りました。中尊寺も、本尊のお寺よりも、当時この地を支配した藤原氏の4代が眠る金色堂や、そのお堂を風雨や劣化から守る「覆堂」など、現地で初めて歴史的な背景や中尊寺の規模などを知ることが出来ました。
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Posted by cms_hiroshima at 14:14Comments(0)TrackBack(0)視察研修会参加報告

2016年09月30日

お引渡し終えました!

笑顔のお引渡し式先週末、完成見学会を行った東広島市のお客様のお引渡しを本日午前中に行いました。まずは、地盤保証書や瑕疵担保責任の保険証券、その他住宅設備機器等の保証書や取扱説明書などをお渡しし、竣工図や新しい家の玄関の鍵なども施主の手に渡りました。

施工を担当した(株)池芳工務店が、契約から打合せ風景、地鎮祭や着工後の様子など、コメント入りの映像を作成し、皆でリビングで視聴して、それぞれの担当者から一口コメントを贈りました。施主のWさんもここに至るまでの数か月を思い出し、感激されている様子です。
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Posted by cms_hiroshima at 19:01Comments(0)TrackBack(0)お引渡し

2016年09月15日

東広島で見学会を開催します!

見学会告知ニュースレター先週末に決まった25年ぶりのカープ優勝の余韻が残る広島ですが、来週末24日(土)・25日(日)に東広島市にて完成見学会を行うことになりました。

招待者だけの限定公開なので、場所もブログではお知らせすることが出来ませんが、ご興味のある方は資料請求いただけばご案内をお送りします。

http://www.cms-hiroshima.com/request/index.html

今回完成するお住まいは、プライバシーを重視しながら、リビングから青空が見える開放的な空間をご希望されたご夫婦の要望に応え、中庭のある「コの字型」のプランとなりました。中庭に面して大きな開口部と吹き抜け空間を設けた分、冬が寒くては本末転倒なので、『平成27年度地域型住宅グリーン化事業』の「高度省エネ型ゼロ・エネルギー住宅」の採択を受け、国から185万円の補助金も得られた、高断熱住宅としました。

建物の外側の熱損失はUA値=0.43W/m2・K(HEAT-20 Gグレード)ということで、サッシはエクセルシャノンのトリプルガラス入り樹脂サッシを採用しています。このブログでも8月9日、工事中で締め切った現場での2階の温湿度をご紹介した通り、真夏でも外気温よりも涼しいという建物です。

春分の日も過ぎての公開なので、すでに建物性能は体感できませんが、施主がこだわったインテリアも一見の価値ありです。
私は当日常駐していませんが、私自身も施主の喜ぶ顔が浮かび楽しみです♪  
Posted by cms_hiroshima at 11:42Comments(0)TrackBack(0)イベント等ご案内