2018年07月14日

矢野・坂地区のお客様の無事を確認!

西日本豪雨の爪痕
連日のように全国放送で被災状況が流れているのでご存じの通り、7月6日の大雨警報から降り続いた雨が、広島県の東部地域を壊滅的に破壊しました。4年前に発生した『広島土砂災害』以上の規模と範囲が、未曽有の被災状況となっています。(まだ現在進行中)

私事ですが、大雨が降り始めた7月6日は広島市中心部も道路の冠水が見られたので、早めに帰宅しましたが翌日7日の早朝、妻の母が入院先の広島市内の病院で病気による心肺停止になり、朝5時過ぎには帰らぬ人となりました。取り急ぎ、実家のある周防大島で通夜や葬儀を行いましたが、この間道路も鉄道も大雨で寸断され、親族も立ち往生するなど、慌ただしく哀しい週末を過ごしました。

週が明けて、次々と明らかになる豪雨による被害の拡大と、交通機能のマヒは、想像を超え、当社サービスを利用されて新築をお引渡ししたお客さんの安否確認をするのがやっとの状況です。昨日(7月13日)も、被害が大きかった安芸区や坂町方面のお客さんの様子を確認できればと、国道2号線で向かったものの、大渋滞で車が動かず、知人は16Kmのバスでの帰宅に5時間半掛かったということでした。

ようやく本日、国道2号線の混雑が緩和していたので、まずは被害の大きかった安芸区矢野と坂町方面のパトロールに出かけました。画像は、偶然にもちょうど10年前、2008年7月14日にお引渡しした安芸区矢野西のお客さんの自宅近くにたどり着いて撮った写真です。

道路の左側に流れる小さな川は、上流の矢野東で砂防ダムを超えて土砂災害で家々が流された土砂で埋まり、雨が止んで5日も経つのに、水が溢れんばかりに流れていました。川の左側が矢野東、右側が矢野西地区です。

この写真のまだ上流、100m程度先にお客さんの家と自家用車の無事を目にして、一安心。砂埃が舞い、多くのボランティアや地元住民が道路の泥撤去作業をする中、次のお客さんの自宅確認に急ぎました。

結局、矢野西地区4軒、矢野東地区2軒、坂町1軒のお客さんの無事と、建物自体損傷も水害も遭っていないことが確認できました。弊社サイトのお客様の声でご家族の顔写真をみると、胸を撫で下ろします。
https://cms-hiroshima.com/reason_tax/akiku/ 

途中、当社サービスでトップクラスの落札実績を持つ工務店の新築現場にも遭遇し、旧知の担当者にも会うことが出来ました。そのお宅も、完成間際で危うく被災する寸前、ギリギリ水難を逃れたそうです。

建物をどれほど上部に高性能に建てたとしても、津波や土石流などには勝てません。やはりどこに家を建てるか?」ということの重要性が高まったのが、今回の水害の教訓です。  
Posted by cms_hiroshima at 15:05自然災害・大震災

2018年06月25日

増えるコンセントBOX

電気配線とコンセントBOX
先週発生した大阪北部の地震では、阪神淡路だけでなく、その後の東日本や熊本地震など、あれほど何度も震災に遭い、防災対策を進めたはずの日本で、大都市のもろさが露呈したような気がします。特にブロック塀の倒壊で亡くなった方がいたのはとても残念でした。ご冥福をお祈りいたします。

さて、広島市南区で建築中の現場も、断熱工事に入りました。壁は高性能グラスウールの充填断熱ですが、白い断熱材に点在しているのは何だか分かりますか・・・?

タイトルに書いている通り、コンセントやスイッチのBOXです。
注文住宅なので、数も位置・高さも自由で、カウンターや収納家具の位置、家電製品の設置場所などに応じて、タコ足配線はおろか、出来るだけ電源コードもごちゃごちゃしないようにコンセントやスイッチを計画します。

家事動線を重視して、キッチンや家事室などを機能的に整理したら、壁面にこれだけのBOXが集中しました。外壁に面した場所では、BOX分、断熱材の厚みが確保できないので、断熱性能的には外貼りを付加してW断熱にしたほうが良かったかも知れません。とはいえ、隣地との間隔が少ないこととコストがかなりUPし、費用対効果は実感できないので、間仕切り壁や袖壁などに移動できるものを検討してチョイスするのが現実的です。

この建物は、お引渡し前に気密測定を行いますが、おそらくかなりいい数値が期待できそうです。また測定できたらこのブログで報告しますね!
  
Posted by cms_hiroshima at 18:17只今工事中!

2018年05月09日

ちゅピCOM30分番組の単独インタビュー

川島宏治のTHEひろしまプラス1出演
先月取材を受けた地元CATVちゅピCOMのテレビ放送がありました。5月5日(土)から11日(金)までの一週間、再放送で毎日放映されるようです。

番組は、地元テレビ局RCC中国放送の元看板アナウンサーで、現在広島市内一円に配信されているCATV局「株式会社ちゅピCOMひろしま」副社長の川島宏治さんが、地元企業の経営者を30分番組で単独インタビューを行う『川島宏治のTHEひろしまプラス1』の一幕です。

広島市内と尾道地区で、CATV加入のご家庭では、地上波デジタルの11chで、午前10時、午後7時、そして午後11時半の一日三回、7日間連続で再放送されますので、是非ご覧になってみて下さい。

以前出演したフジテレビの『明石家さんまのホンマでっか?!TV』では、4人の出演者だったこともあり、大半がカットされていましたが、今回は単独インタビューの30分番組なので、ほとんどカットされることなく、事務所の様子まで放送されました。
 
当社のサービスをネットで見つけ、高い評価を頂いて出演交渉されたデレクターの粟村さんと、自然体で話をすることができるよう上手に会話をリードしていただけた川島宏治さん、そして中国新聞セレクトで記事にしていただいた記者の伊藤さんほか、みなさんに感謝です♪
  
Posted by cms_hiroshima at 11:10マスコミ取材

2018年05月06日

中国新聞プラスワンの掲載記事

前回のブログで紹介した『川島宏治のTHEひろしまプラス1』の放送が、地元ケーブルテレビ「ちゅピCOM」で始まったようです。私事ですが、5月2日に妻の父が長い療養生活から解放され、静かに息を引き取ったので、GW後半は通夜や葬儀出席のため、家族で妻の実家に帰省していました。

昨夜帰宅直前に近くのコンビニで買った新聞のトップに、米国トランプ大統領と並んで私の顔写真が掲載されていました。中国新聞の夕刊にあたる「セレクト」という地元紙です。
中国新聞セレクト
この記事は、中国新聞社が子会社化している地元CATVの番組と連動しており、元RCC中国放送の看板アナウンサー・川島宏治さんの番組『川島宏治のTHEひろしまプラス1』での放送と併せて、ご紹介いただきました。

放送は5月5日から一週間、午前10時、午後7時、午後11時半の3回、再放送もされるようです。尾道のCATVでも放送されるということなので、見ていただけると嬉しいですね!

http://www.octv.co.jp/nextweek_comichan

ちなみにセレクトにはトップ面から続いて、第2面にも取材記事が掲載されていました。
川島宏治のTHEひろしまプラス1

  
Posted by cms_hiroshima at 17:00マスコミ取材

2018年04月20日

地元CATVの取材と放映

広島市内全域でケーブルTVを配信している「ちゅピCOM」から、取材依頼の打診があり、このたび経営者にスポットを当てた番組『川島宏治のTHEひろしま・1』という番組に出演することになりました。

過去一年間の出演者を見ると、広島市内の上場企業の経営者から、名前の知れた地元の著名人まで、広島地域の発展に貢献した人たちが登場していました。またキャスターの川島宏治さんは、地元テレビ局RCC中国放送の元看板アナウンサーということで、妻からも「是非お受けしたら!」と背中を押されたので、このたび取材を受けました。

CATV_201804

取材は当サービスの登録工務店のモデルハウスをお借りして撮影。画像を見ると、私が偉そうに番組キャスターの川島さんに講釈をしているようですが、やはり素晴らしい進行や質問のお蔭で、緊張することなく色々と話をすることが出来ました。

主には、当社が運営している『住宅CMサービス広島』の事業に関しての話ですが、趣味の映画や旅行の話、事業立ち上げ時の苦労話など、経営者の人となりを紹介するという30分番組ならではの、取材や撮影となりました。

IMG_7456

昨日も追加撮影を当社事務所の打合せルームと私の執務スペースで行い、オフィスの様子も紹介されるようです。

放映は5月5日から一週間、何度かの再放送もあるようです。CATVを見る機会は少ないかもしれませんが、もし機会があればぜひご覧下さい。以下の「ちゅピCOM公式サイト」で放映日程が確認できると思います。

http://www.chupicom.jp/sp-01
  
Posted by cms_hiroshima at 08:00マスコミ取材

2018年03月11日

あの日から7年経過・・・

あの日から7年が経ちました。

今週は追悼番組が続いていますが、陸前高田市でまだ仮設住宅から出ることの出来ない方を取材していました。
 
津波の傷跡が残る陸前高田に行ってから6年近く経ちますが、東京の未曾有の建築ラッシュとの対比が痛ましく感じます。

陸前高田市視察
震災1か月後に書いたコラム、あの当時が思い起こされますね・・・。
https://cms-hiroshima.com/answers/column/059/

  
Posted by cms_hiroshima at 14:00時代を読む

2018年02月06日

広島市総合計画審議会の市民委員に就任

委嘱書
去年より、広島市の都市整備局が開催している『広島市都市計画審議会』の市民委員として、市街化区域の用途地域変更などの審議に参加し、広島市の都市計画行政に質問や意見をぶつけていますが、今年からは都市計画の「上位計画」となる『広島市総合計画審議会』の委員としても活動することになりました。

このたびその第一回の審議会が2月5日に開催されました。
画像は松井広島市長名による委員就任の「委嘱書」です。

広島市総合計画は、少子高齢化や地域のコミュニティの活力低下、未来を担う子供たちの育成など、様々な課題に対して10年単位の基本的な指針をつくるというもので、現在は2009年から2020年までの『第5次広島市基本計画』が進行中です。次の10年間の基本構想となる第6次基本計画を、このたび私を含む25名の委員で議論することとなりました。

AIやロボティクスなどの「省力化技術」の進展から、ブロックチェーンや仮想通貨など「金融技術」の進化、ip細胞などバイオテクノロジーによる「医療・介護」分野の大きな変化など、これから10年間で起こる技術革新が、広島という政令指定都市にどのような変化をもたらせ、私たちの暮らしがどのようになるのか、未来をイメージして現在の計画を立案していかなければなりません。

その延長線上に、不動産や住宅といった、重要な個人資産を守り、暮らしやすい街づくりの計画がブレークダウンされていきます。住まいづくり専門コンシェルジェとして、少し市の政策にも関与して、よりよい地域づくりに寄与していく所存です。
  
Posted by cms_hiroshima at 10:22出来事

2018年01月06日

2018年が明けました!

瀬戸内の初日の出

明治維新から150年、新しい年が明けました。
画像は、私の実家のある山口県周防大島町の嵩山から、1月1日朝7時過ぎ、四国の石鎚山周辺に掛かった雲から顔を出した初日の出です。

20世紀末に、全国自治体の中で『高齢化率No.1』を20年連続続けた「旧東和町」が目の前に見える島影です。その後の平成の大合併でその地位は譲りましたが、それでも超高齢化や人口減少、耕作放棄地の増加など、日本の未来の姿を先取りしている課題先進自治体です。

十年ほど前は、まだこの島の高齢者も元気で、お盆や正月は数多くの帰省客がいました。しかし島で生まれ育って私たちのように島外に出て行った人たちも中高年になり、子供たちは成人して親とは別行動、実家の祖父母も多くは亡くなったり、施設で介護や長期入院など、徐々に帰省する理由がなくなりつつあります。

自分自身の回りの状況から、年末に書いたコラムは『帰省ラッシュが無くなる日』という衝撃的なタイトルを付けました。決して大げさではなく、20年後は民族大移動とも呼ばれるこの日本の風景が消えてしまうかも知れません。

そんな時代になっても、豊かさを感じる社会を作れるよう、今から備えて活動していこうと初詣で祈願しました♪
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
  
Posted by cms_hiroshima at 11:00Comments(0)時代を読む

2017年12月20日

スウェーデン式サウンディング試験による地盤調査

地盤調査の実施

家づくりのプロジェクトでは、本当に数多くのチェックポイント、重要なイベントがあります。今回実施した地盤調査地耐力調査ともいいます)も重要なポイントの一つです。

こちらの現場は広島市南区。海岸線からは少し遠い、国道2号線に近い場所ですが、広島市内の平地は江戸時代後期から埋め立てられた場所が多く、軟弱地盤で地下水位が高い”液状化の恐れのある土地”が多いのです。

熊本地震でも明らかになったように、益城町のような台地の上のような土地であっても、阿蘇から湧き出る地下水脈があるような水の豊富な場所では、地盤によって地震の揺れが増幅され、新しい耐震基準の建物でも倒壊するケースがありました。もちろん「直下率」や「耐力壁量」や「耐震等級」も重要ですが、それ以上に土台から下の「基礎の強度」や「地盤の地耐力」が重要です。

昔の業者は、他の現場の写真を添付して、測定結果を偽装するということが少なくなかったようで、実際に横浜で建設された大規模マンションでも大手企業が地盤調査の結果を偽装していたことが問題になりました。

私は、施主の代理人として地盤調査も工務店や調査会社任せにせず、実際に現地に足を運んで調査にも立ち会って貫入の音や回転数なども確かめたうえで、調査データ提出してもらっています。今回の現場では、若干液状化の懸念は否定できないものの、しっかりとした砕石地業にベタ基礎で、地盤改良の必要は無しという判定が出ています。

家づくりは、もちろん間取りや見積金額も大切ですが、どの会社に頼むかや営業マンとの相性よりも、実際に自分たちが大きなお金を負担する建築工事の段階で重要ポイントを押さえていくことが何より大切です。

なお、モデルハウスの豪華さや営業マンの対応の良さは、あなたが実際に手に入れる建物の快適さや耐久性に「何の影響も与えるものではない」という事実はしっかりと押さえておくことをお勧めいたします。  
Posted by cms_hiroshima at 15:00Comments(0)家づくりのステップ

2017年10月20日

軒の機能と耐候性

軒のない家
日本では住宅は”差別化商品”となってきていて、他社といかに違う素材、デザイン、性能を競うかで、お客さんの関心を引き、競争を避けて自社を選んでもらうかに時間とお金を費やしています。

画像の建物は、たまたま街歩きをしていた時に見つけた住宅で、誰が設計したとかは不明ですが、”流行りのデザイン”を重視した結果、軒先の無い、窓の小さな「箱形の建物」になっています。住宅雑誌などでもこのようなデザインの住宅が紹介され、団地内でも見掛けるようになってきました。

すぐに気付きますが、軒(ひさし)の形状に合わせて、外壁の汚れが目立ちます。せっかくオシャレでかっこいいデザインを目指したのでしょうが、室内で飾るオブジェと違い、住宅は外部に面して風雪から紫外線、地震力などの厳しい自然環境にさらされ、劣化もしていきます。

新築時に、写真に収めて「かっこいい!」というだけでは、その後のメンテナンス費用や見た目も”想定外”になっていくリスクは否めません。特に流行りのデザインは、必ず将来の”流行り廃り”で陳腐化していきます。その点、欧米の住宅は、ハードもソフトも、そしてデザインも建築費さえも『資産価値が持続する』ことを最優先に、プロがしのぎを削っています。
 
そこには「差別化」という発想よりも『標準化・規格化・単純化』の中に、30年後も人々から愛されるデザインを採用しているように感じます。
 
街歩きをしていても、いろいろと感じることがありますね!  
Posted by cms_hiroshima at 15:36Comments(0)家づくりマメ知識

2017年09月13日

お引渡し終わりました!

完成お引渡し
最近ブログの更新が月一回になっていて、周辺の話題がほとんどだということに気づきました。建築現場は日常的に動いているので、こちらは「普通」になっていますが、家づくりを具体的に検討している方にとっては、住まいづくりコンシェルジェのブログになっていないとお感じになるかも知れませんね。

先日お引渡しを終えた佐伯区のTさん。
注文住宅ならではの遊び心いっぱいの家が完成しました。

間取りの自由度はもちろん、写真のキッチンも通常採用する建材メーカーのカップボードではなく、古材を加工してオリジナルで家具を作りました。吊戸棚とか照明、カウンタートップのタイル張りなど、奥さんがイメージを集めて雑誌に出ているようなキッチンが出来上がっています。

インテリアも凝り、部屋ごとに壁や天井の色、柄を変えて楽しんでいます。私もここまで大胆に色々なクロスを使った家は初めてでした。
  続きを読む
Posted by cms_hiroshima at 11:05Comments(0)お引渡し

2017年09月01日

四季を通じて暮らされたお客様インタビュー

入居者インタビュー
ご報告を忘れていましたが、まだまだ暑さが続いている8月の下旬に、去年お引渡しした東広島市のお客様のご自宅を訪問し、一年間暮らしてみられての感想をお聞きしてきました。弊社ホームページで99番目の『お客様の声』を頂いているW様ご夫妻です。

http://www.cms-hiroshima.com/reason/reason-099.html

事前に取材のご連絡をしていたとはいえ、キッチン周りはまるでオシャレなお店のように飾られ、入居後もセンス良く暮らしていることが感じられます。ステンレスのアイランドキッチンと、背面にあるシンプルな棚、そして天井に向けてライトアップされた間接照明など、見てもらうことを意識したキッチンです。

通常は、壁面にカップボードを設け、調理台部分は手元が見えないようにして、多少片付いていなくても生活の様子が見えないようにするケースが多いのですが、気のおけない友人を招いてパーティが出来るような空間です。リビングと中庭のウッドデッキとも続いているので、会社の人たちも呼ばれて実際にパーティも開いたそうです。

実際にはご主人の自慢は建物の性能。
断熱性能には特にこだわり、高いレベルの省エネ基準をクリアして、さらにソーラー発電も搭載したゼロエネルギー住宅ですが、実際に来場された友人はほとんどそのことに気づきません。床暖房もしていないのに、冬は「床暖房しているの?暖かいね!」と聞かれる程度で、建物自体の性能には気づかない人がほとんどだったそうです。

  続きを読む
Posted by cms_hiroshima at 14:43Comments(0)お引渡し

2017年08月19日

日本経済新聞でサービスが紹介されました!

日経新聞広島版記事
先日取材にお越しになった日本経済新聞社広島支局の安西巧支局長による取材記事が紹介されました。私が安西さんを知ったのは、昨年発売された新潮新書『広島はすごい』の本でした。北九州出身で、大学から日経新聞社での仕事も含めて、ほとんど東京生活が長い方なのに、広島に転勤されて1年目に書いたこの著書は、カープの25年ぶりの優勝も含めて、その取材力に驚いたものです。

取材にお越しになったのが今月の8月1日。
お盆休みを挟んだので、安西さんがこれまで出された著書2冊を買って夏休みに読んでみました。『経団連−落日の財界総本山』『さらば国策産業−「電力改革」450日の迷走と失われた60年−』という、大手新聞記者では切り込めないような巨大な既得権益に切り込む硬派な本を書かれていて、さらにビックリです。

さすがにいい感じで記事をまとめていただいていました。
全国版じゃないので、影響は限定的でしょうが、安西巧支局長に取材いただいたことがひとつの誇りになりそうで感謝です♪

  
Posted by cms_hiroshima at 14:05Comments(0)マスコミ取材

2017年07月25日

某ハウスメーカーの戸建単価が凄い!

戸建住宅単価上昇グラフ
日銀の黒田総裁が5年任期の最終年、異次元の金融緩和によって物価を上昇させて「デフレを2年で脱却させる!」と宣言してから、残すところ任期は半年となりました。しかし結局ご自身の任期では2%の物価上昇は達成できず、さらに一年先送りすると発表されました。

画像は、若干時期がずれますが、まさに”デフレの真っただ中”の2010年から2014年の、某大手ハウスメーカーの戸建住宅の1棟あたりの売上単価です。1万棟を超える住宅供給をしていて、平均客単価が毎年これほど伸びていると、どれだけ売上も伸ばしたのだろうかと思うと驚きますね!

【戸建住宅1棟あたり売上単価】
 ・2010年 3,172万円
 ・2011年 3,311万円(前年比134万円/4.2%上昇)
 ・2012年 3,344万円(前年比 33万円/1.0%上昇)
 ・2013年 3,450万円(前年比106万円/3.2%上昇)
 ・2014年 3,565万円(前年比115万円/3.3%上昇)

ちなみに1年間で平均100万円の単価増加で1万棟だったら、増加分だけで100億円の売上げ増です。株主向けの資料で書かれているので、たまたま予算のあったお客さんが、オプションを100万円分余計に発注してもらったというものではなく、この会社で建てた人”全員”の平均で、前年度よりも”物価上昇していた”ということです。東日本大震災の翌年を除いて、政府や日銀の物価上昇目標よりもはるかに単価が上がっています。

しかも戸建住宅だけでなく、賃貸住宅も、3・4階建て住宅も、それぞれ5年間一貫して右肩上がりです。
では、同じ資料で2013年度〜2015年度の3年間の戸建住宅事業の売上高(計画含む)も書かれていましたので、そちらも紹介しますね!
  続きを読む
Posted by cms_hiroshima at 14:35Comments(0)業界よもやま話

2017年07月19日

福富町の古民家で『建築士の日イベント』講演会

イベント会場の土間で講演会
ご報告が遅れましたが、7月8日(土)東広島市福富町にて、広島県建築士会東広島支部主催のイベントの講師として1時間の講演をしてきました。テーマは「景観」で、会場は近畿大学工学部建築学科の准教授、谷川大輔先生が移住のために自ら購入した古民家をお借りして、第二部では私と谷川先生との公開討論会も行いました。

タイトルは『ずっと住み続けたいまち そこには「美しい景観」がある。』という、ちょっと壮大なテーマになりましたが、日本のコンパクトシティの代表的な事例である青森市と、人口規模的に近いドイツのフライブルク市の人口密度や街並み、商業施設などを比較しながら、東広島市の酒蔵通りなどの地元の景観にもスポットを当てて、お話をしました。
  続きを読む
Posted by cms_hiroshima at 11:19Comments(0)イベント等ご案内

2017年06月05日

ZEHの家建築中!

ソーラーパネル
最近家づくりを検討し始めた人でなければ、ほとんど聞いたことがない言葉『ZEH(ゼッチ)』。Zero Energy House(ネット・ゼロエネルギー・ハウス)の略語です。これは日本のエネルギー基本計画に沿って、年間の一次エネルギーの消費量を正味(ネットで)ゼロエネルギーになるような新築住宅をつくるようにとの政策で、経済産業省の外郭団体である一般社団法人『環境共創イニシアティブ』が推進している省エネ性能の高い家です。

ネット・ゼロということは、ソーラー発電によって自家発電することで、電力会社からの電気を買わないことも含めての、正味ゼロエネルギーで、無暖房で過ごせるような断熱性能の家という訳ではありません。『HEMS(ヘムズ)』と呼ばれるエネルギーマネジメントシステムで家の中で使うエネルギーをモニター画面で見える化するなど、エネルギー節約ができる家がZEHです。

昨年度は広島地域でも125万円の補助金が出て、写真のお宅も申請に間に合いましたが、今年度の募集を見ると補助金額が50万円も下がって75万円となっていました。太陽光発電のパネル価格が下がっていることや一定の普及が広がって工事の効率も高まっているだろうという判断なのでしょう。太陽光で発電する電気の買い取り金額も徐々に下がってきているので、補助金が得られたとしても、購入者の負担は決して小さくはありません。

また技術力があればどの会社でも出来るという訳でなく、事前にZEHビルダー登録した企業(地元の工務店含む)に限られます。技術力と意欲のある会社だけに高い省エネ技術を学んでもらい、ノウハウを早期に確立してもらいたいということのようです。

大手のハウスメーカーだけでなく、木造住宅を手掛けている地元工務店でも、ネットでZEHビルダーを探してもらえば、大手と同等以上の断熱性能の家を建築することが可能です。特に鉄骨プレハブに比べると、躯体の熱伝導(ヒートブリッヂ)が少ない分、木造住宅のほうがコストを抑えて高性能な省エネ住宅をつくることが可能でしょう。

どの会社がいいのか分からなければ、広島都市圏で新築住宅をZEH化したい場合、私にご相談下さい。画像の家は広島市佐伯区で建築中です♪

  
Posted by cms_hiroshima at 16:33Comments(0)TrackBack(0)只今工事中!

2017年05月26日

気密測定終わりました!

お客様立会いの気密測定
広島市西区で工事中のK様邸もいよいよ完成が近づいてきました。先週、半日のみの完成内覧会もさせていただき、施主立ち合いで気密測定も行いました。

測定は、窓を閉め切って測定器のファンを回し、室内の空気を勢いよく外に排出します。その時の室内と屋外との気圧差、そしてモーターにかかる負荷によって建物の隙間を計測します。まだエアコンなどもついていないので、屋内と屋外の気温差はほとんどなく、約28℃の条件で圧力差を変えながら5回通気量を計測しました。

総相当隙間面積:αAが104cm2、建物外皮の実質延べ床面積が182cm2でしたので、相当隙間面積C値は0.6cm2/m2という計算結果となりました。かなりいい数値だったので、施主のKさんご夫婦も安堵し、記念に計測記録をプリントアウトしてもらって持ち帰られました。

Kさんにはちょうど100組目のお客様の声も頂きました。
実際にはもっと数多くのご家族がサービスを利用され、喜ばれていますが、顔写真入りでのネット上の公開までご協力いただけたお客様が100組になったことは、私にとっても感無量です♪
http://www.cms-hiroshima.com/reason/reason-100.html  
Posted by cms_hiroshima at 18:17Comments(0)TrackBack(0)只今工事中!

2017年04月14日

ホームステージングで変わるインテリア

日本では間取りや外観を重視して、インテリアにはそれほど関心を示さないケースが多いですね。内装は床がフローリングで壁は白いビニールクロスということがほとんどです。一方、アメリカやヨーロッパの住宅を視察すると、外観はもちろんのこと、やはりインテリアも重要な個性表現になっています。

10年ほど前に視察した米国フロリダ州の分譲地で、建物は完成していながらまだ売出しをしていない物件と、購入を検討している来場者に見てもらうためのモデルホーム(ショールーム)のインテリアを見せてもらう機会がありました。アメリカでは、中古住宅も「ホームステージング」というインテリアの飾付けをし、購入希望者に魅力的に映るよう専門業者を雇うということが良く行われています。

同じ間取り、同じ設備でもどれほど印象が変わるか、下の画像を比較してもらえば一目瞭然ですね!
ホームステージング後
まずは、ショールームとして来場者に見てもらうモデルホームのインテリア。2階子供部屋のバスルームですが、トイレや洗面台も一緒です。両親が休むベッドルーム(主寝室)には、もっと豪華なバスルームがクロークと併設してあるのが普通です。
ホームステージング前
左右逆転していますが、同じ間取りでもホームステージングをしていない建物の部屋をみるといかがでしょうか?真っ白なインテリアですが、清潔感があっても病院のような感じさえします。このように比べて見なければ気づきませんが、どちらが魅力的で高く売れるか、私が言うまでもないでしょう。
  続きを読む
Posted by cms_hiroshima at 15:54Comments(0)TrackBack(0)業界よもやま話

2017年04月05日

悪徳リフォームの調査

私は現在、新築の戸建て住宅専門のサービスを行っており、既存住宅の調査(インスペクション)は行っていませんが、25年ほど前は住宅リフォームのFCチェーン本部で、加盟店の指導を行っていました。

当時も悪徳リフォームが多く、見積内容の不備や、屋根・外壁などの訪問販売による高額工事の被害、床下換気扇やプラ束設置など、不要な工事の押し付けなどが社会問題にもなっていました。そこで消費者に安心できる住宅リフォームのお店を増やし、しっかりと従業員教育を行って、施工や見積の標準化にも取り組みました。

今回、知人からの相談で、悪徳リフォームの工事内容の確認と業者立会いをしてきました。
アラミド繊維の小屋束補強
高齢の女性の一人暮らしの家で、外回りの塀の塗装と、サッシ周りのクリーニングなど、外部のメンテナンスだけ問合せしたのに、「無料点検です」といって、天井裏の様子を伺い「大変ですよ。小屋裏に雨漏りの跡がありカビが発生しています。おまけに梁が割れていて、補強も必要です!」と写真を撮って見せたそうです。

そして200万円以上もかけて、瓦にコーキングを施し、画像のように小屋束に『アラミド繊維』で3か所補強をしたのです。通常アラミド繊維は、コンクリートの橋脚の補強などに使われ、金物や構造用合板で追加補強が可能な木造で使われることは基本的にありません。

雨漏りの跡も、状況判断から”2階居室から小屋裏に入った暖気が、妻側の換気から流入する冷気と接した部分で結露が発生した”と考えられ、本当に雨漏りかどうかを確かめることなく、高額な工事を行っていました。

業者側も、こちらの状況判断や質問に返す言葉がなく、不要な工事を実施したことは認めました。しかしこれから工事代金の査定や返還など、業者との攻防が続きます。住宅リフォームでも、業者に依頼する前に相談するコンシェルジェが必要な時代ですね。今は『ホームインスペクター』という建物検査の専門家もいますので、是非「施工をしない専門家」に相談して欲しいですね!  
Posted by cms_hiroshima at 07:42Comments(0)TrackBack(0)欠陥住宅

2017年03月28日

広告費負担と会社経営

ニュース報道で「てるみくらぶ」という格安海外ツアーの会社の破たんで、海外に取り残された方々や、支払った旅行代金が戻ってこないという被害者が増えているようです。被害額は99億円で負債は151億円。中堅の旅行会社として通常の営業を行っていながら、これだけの負債を抱えてしまった原因は「広告費が掛かり過ぎた」ということです。

JTBやHISなどの大手はもっと広告費を使っているのでしょう。不特定多数のお客さんを相手に、選ぶ側も数社の選択肢がある価格競争になりやすいビジネスでは、人件費以上に広告費が会社経営に大きな負担を与えていることが分かります。

住宅展示場
住宅業界で考えてみるとどうでしょう。旅行会社のツアー広告どころではない広告出稿とチラシやDM発送を行っている会社が数多くありますね。その上、旅行会社にはない『総合展示場への出展』という、莫大なテナント料と豪華モデルハウスの建設費も会社が負担しています。さらに営業マンや設計担当者、施工管理の人など、旅行代理店の窓口担当とは比べ物にならない人件費負担があります。
  続きを読む
Posted by cms_hiroshima at 16:42Comments(0)TrackBack(0)時代を読む