2005年06月30日

悪徳リフォーム業者逮捕!

ようやく、訪問販売の悪徳リフォーム業者が逮捕されました。
東京都のリフォーム業者『サムスンイースト』とグループの親会社『エム・エイチ・エス』の元営業マンです。

調べによると、3年余りの営業活動で約8千9百件、115億円以上のリフォーム契約を結んでいたということ。平均単価を計算すると、およそ130万円。

これが水回りの改装や、外壁・屋根などの総合的なリフォームであれば、このくらいの工事単価でもうなずけます。

▼ちなみに、私がリフォームFC本部のスーパーバイザーをしていた頃の平均単価は107万円で加盟店の事業計画を算出していました。

彼らが行なっている工事は、『床下点検商法』と呼ばれる「床下換気扇設置」や「耐震金具の取付け」「調湿炭敷設」そして、私も調査した「プラ束取付け」などです。

●私が調査した悪徳業者の工事はこちら

とても普通の工事で平均単価130万円もいくものではありません。

これまでも訪問販売による悪徳業者の被害は続いていましたが、業者名の公開や逮捕などはほとんど行なわれていませんでした。

業界の信頼を回復するために、このような業者への取り締まりは是非とも強化してもらいたいものです。

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Posted by cms_hiroshima at 23:05Comments(4)TrackBack(5)

2005年06月29日

プレハブを考える

小学校のプレハブ校舎ここ広島では、今日は久しぶりににわか雨が降りましたが、相変わらずカラ梅雨です。しかし、新潟方面は記録的な降水量で、昨年にも増してひどい水害に見舞われています。

震災や水害などで家を失った人に仮住まいを提供する時に、必ず『プレハブ住宅』がつくられます。
本日の写真は、私の2人の子供が通う学校の『プレハブ』校舎です。

『プレハブ』ということばは、おかしなものですね。
使い方によって、全くイメージが異なります。

▼「私は大手で建てたプレハブの家に住んでるの!」

  →信頼のあかし、高い品質と高級感・・・(^o^)丿

かたや、わが家の子の通う小学校は、
急激に児童数が増えて、プレハブ校舎です。(-_-;)

こんな話を聞いたらどうでしょう・・・

▼「被災者は未だにプレハブの仮設住まいです」

  →いつ取り壊されるか、入れられている人が可哀想・・・(>_<)

同じことばで、同じ建築物です。
しかも、時代も全く同じなのにも関わらず・・・

どちらが本当のプレハブ・・・!?

 注)プレハブは「プレファブリケーション」の略です

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Posted by cms_hiroshima at 21:34Comments(1)TrackBack(0)

2005年06月28日

現場はショールーム?

CMサービスの看板シート今日あたりは企業の株主総会があちこちで開催されています。JAL(日本航空)の株主総会も、経営陣に対してかなり厳しい意見が出たようです。

JRやJALといった多くの人命を預かる大企業でも、リストラや経営の効率化などが優先され、利益や売上増に直結しない『安全』というものがおざなりにされているということが、今年の株主総会でもずいぶん見られました。

住宅業界も他人事ではありません。

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今日の写真は、建築中の現場の養生シートです。
このたび新しく作ってみました。

▼右側の白地に文字が書いてあるのが弊社サービスの告知
▼左側のこげ茶のシートが、競争入札の結果、
 お客様が選ばれた工務店のシートです。


今回弊社のものは「文字」で訴求してみました。
最近の広告を見ると「読ませる広告」が増えているので、
イメージよりも、読めば分かるようなシートです。

工事現場は近隣の人たちが良く見ています。
現場の職人さんのマナーも大切ですし、
現場を見ることで、その会社の姿勢も見えてきます。

だから、他では見られないシートを用意してみたのです。
いかがでしょうか?

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Posted by cms_hiroshima at 22:44Comments(0)TrackBack(0)

2005年06月27日

お客様の声

庭が完成!昨年、山口県で見つかり騒ぎが広がった『鳥インフルエンザ』が、今年は茨城県水海道市で見つかったようです。

『欠陥住宅』と同様に、いつどこで発生するか分からないので、予防が一番大切です。発覚してからの対処では、後手に回り、消費者だけでなく事業者自体も大きな被害を受けるのです。

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さて、今日の写真はこのブログをスタートした頃、家づくりの工事過程の公開に協力してもらった信本さんから届いた写真です。

『庭の自慢』というタイトルがついたメールが届きました。
そのメールの内容は、まさにお客様の声です。
メールにはこのように書かれていました。
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Posted by cms_hiroshima at 08:55Comments(0)TrackBack(0)

2005年06月25日

基礎の高さ

高基礎私も調査に行った『床下点検商法』の被害の原因は、一般消費者が床下を点検できないというのが根本原因です。

床下は、湿気がこもりやすくシロアリにとって住みやすい環境になりがちです。

今回の現場は、基礎の高さが90センチあります。
「工法特許」もあるということなので、これ以上詳しくは載せられませんが、床下空間がこれだけあると、湿気もこもりにくく、床下も容易に点検可能です。

もちろん、地盤から湿気があがってこないように、防湿シートを敷いた上にサイコロ(コンクリートのかぶり厚さを確保する小さなブロック)を置いて、鉄筋を組みます。

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基礎が高いと、その他にもメリットがあります。
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Posted by cms_hiroshima at 17:08Comments(0)TrackBack(0)