2013年01月31日

防火地域で木造住宅建築中!

深基礎の現場年が明けてもう1月も終わりとなりました。今月もお引き渡しや着工、地鎮祭などの合間を縫って、名古屋や東京出張も入れたので、またブログ更新が疎かになっていました。

画像は、広島市内中心部で着工した二世帯住宅。繁華街に近く、最近ではほとんど戸建て住宅は建てられていない『防火地域』での建替えです。

ご相談を頂いた当初は、地価が高いエリアでもあり「この土地を売却、少し静かな住宅街の土地を買い求めて、新しい場所で建て替えしてはいかがですか?」とお勧めしました。しかしあまりにも便利で、多少の喧騒も慣れているので、非常に制約の多い『防火地域』での建替えとなりました。

玄関も分離した完全二世帯住宅をご希望されたので、耐火性能の高い鉄筋コンクリート造で可能なプランをつくりました。しかし最終的には広島ではまだ事例のない、防火地域で100m2を超える木造住宅を造ってみようということになり、実際に工務店各社から見積を提出してもらうと、防火に対応する「壁の厚み」や「建築価格」が大変なことになっていました。

やはり、防火地域で木造を建てるにしても、制限の緩い100m2未満にしようということとなって、収納不足をクリアするために考えたのが、画像の「深基礎(地下収納スペース)」です。面積の半分までしか利用できないものの、高さ1.4mまでは地下扱いにならないため、有効なスペースとなりました。

中身の入っていない洗面器を、お風呂に浮かべて上から押さえることをイメージしても分かる通り、浮力が発生して液状化にも強く、地下の熱も利用できる半地下空間は、湿気と断熱、地下水の漏水だけしっかりガードすれば、狭小地でとても有効なスペースとなります。

2月にはこの建物も含めて2棟棟上げ予定です♪  

Posted by cms_hiroshima at 15:10Comments(0)TrackBack(0)