今日は、ゴールデンウィークをはさんで開催した入札の施主への開示です。
今回は4社が入札に参加しました。
この施主さんとの出会いは、来週ジョイントセミナーを開催するファイナンシャルプランナー(FP)事務所
『ワンズ・プロジェクト』さんからの紹介です。
しかしその時はすでに、住宅会社と契約を済ませていました。
『坪単価25.8万円』を売り物に、大々的に宣伝活動を仕掛ける会社です。
FPのコンサルを受けているだけあって「お金の価値」には敏感です。
資金計画を相談するため、担当のFPに相談したところ
「競争入札」で比較検討できるところがあるということで、私と会うことにしたようです。
坪25.8万円(税込み)のローコスト住宅のプランと見積書、そして資金計画表を見せていただきました。
「えっ!1700万円を超えているの!?」
計算上では50坪の家でも1300万円に納まるハズ・・・
実際、図面や見積書を見ると51.7坪でした。 (-_-;)
これには、カラクリがあるのです。
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ローコスト住宅メーカーのテクニックは私が発行しているメルマガに詳しく書きました。
このメルマガのバックナンバー54号と55号です。
今回の入札は、私の助言でそのローコスト住宅メーカーをキャンセル(10万円の手付を放棄)した方のためにも、
まじめな価格で総額を落とし、品質や使い勝手などは少しでも上を目指さなければなりません。
そこで
『CPM』という管理手法の登場です。
4社の参加工務店の中で、本気ですぐにでも『CPM』に取り組もうという積極派の工務店が、シビアな数字をはじいて、
「やりました!」
同じ部屋数に収納も増やして、
総額では数十万円抑えた金額です。
しかも樹脂サッシを使い断熱性能はかなり上です。
ただし、「施工床面積」という、だ・ま・し・のテクニックを使わないので、延床面積は少なく、実質坪単価では負けているかも知れませんが・・・
今回の入札でも、最低入札金額と最高額との差はおよそ320万円
来週には施主が施工者を決定しそうです。
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