2005年07月13日
追加変更工事
橋梁談合では、とうとう元日本道路公団の理事が逮捕されました。新聞によると、公正取引委員会の立ち入り検査前と検査後では、
落札価格が18.6%下がったということです。
住宅で考えると、2500万円の見積が2035万円に下がるということです。
金額にして465万円です!
一般の施主にとっては、金利が0.5%低いことより、ローン減税の恩恵を受けるより、はるかに金銭的効果の大きいのが、この
『競争入札』です。
しかし、私はここにも落とし穴があると以前から考えていました。
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私の住む広島も、自治体にお金がなくなり大型プロジェクトが減ってきました。予算が限られるので、入札もシビアに行なわれているでしょう。しかし、新聞記事を丁寧に読んでいると、工事が完成する頃には当初予算をかなりオーバーしたケースを目にします。
広島の湾岸に計画されている都市高速道路は、広島西空港の存続問題で、トンネルにするか橋にするかで財界や広島県、広島市が大揉めにモメましたし、今も広島市民球場建替え問題で、県民や市民の世論を二分するような騒ぎです。
試算では、数十億の建設費の差が出るといっていますが、いざ着工すると『追加変更工事』が出るのは目に見えています。問題なのが、始めの入札では予算を大きく下回る見積で落札し、着工後の追加工事では、業者側の言い値になる可能性が高いということです。実際、広島駅前の橋の架け替えは工期の遅れなどもあり、何億円もの追加が発生しました。
よく「1円入札」というのが、システム開発等の入札で新聞記事となっていましたが、これなどはまさに、
契約さえしてしまえば、その後は随意契約なり、追加変更によって利益を回収しようという企業側の意図が見え隠れします。
私は、戸建て住宅の競争入札を実施していますが、私のサービスでもこのような懸念はあります。それは、企業戦士で仕事の出来る人ほど陥りやすいのです。
談合のない公正な競争入札を実施すると、見積金額の差はかなりの開きが出来ます。このたびの談合の公取委による指摘のように、2割近くの差はでるでしょう。
住宅で2割安くなれば、どうしても断熱性能を上げたり、キッチンなどの住設機器のグレードを上げたりしたくなります。それで満足度が高まり、住み心地や使い勝手もよくなるので、誰もが「ハッピー」になるかも知れません。
しかし、あまりにも追加金額が大きくなりすぎたら要注意です。
どうしても
「追加は自分たちが要望したもの」という意識があり、チェックが甘くなります。請負う施工者側は「最初の見積が当社の規定利益よりもかなり低く出したので、追加工事で多少利益率を上げてもバチは当たらないだろう」と考えがちです。
そういう私も、担当者の頃は「今回の物件は粗利が低かったので、追加工事で『つじ褄合わせ』をしておこう」と、出来るだけ会社の規定利益に近づけるよう努力したものです。
結局、
お客様の満足よりも、会社の利益を優先する思考回路になっていたのです。この矛盾は、いくら「顧客第一主義」を唱えている企業でも、この思考を覆すのはまず無理でしょう。収益事業として『請負』という、交渉次第で金額がどうにでもできる商売においては・・・
しかし、この矛盾を解決する恐らく唯一の方法を、私は考えました。
それが現在私が運営しているサービスの「秘密」のひとつです。
今回そのことに気づいたのです。
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第二弾!
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Posted by cms_hiroshima at 23:27
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住まいづくりコンシェルジェさん、こんばんわ。
どうも、文章が下手で誤解を与えてしまったようです。
おっしゃるとおり意味は違います。ご指摘ありがとうございます。
私は希望社グループとして桑原社長さんと、日本の建築はもっと安くなると思っています。
特に、行政の役人の事なかれ主義が、なあなあになっていて予算合わせみたいなところがありますね。
随契約でも、業者側の言い値ではなく価格交渉の機能があれば、そんなことはないのではと思っています。
形ばかりの競争入札よりましかなと思います。
「丁寧に 表面だけの 答弁か」
「談合の 賛否両論 軍配は」
「G8へ テロ攻撃が ロンドンで」
「5票差で 民営化法 参院へ」
「天下り 葛会とは 良く言うよ」
「捨てないで 急げば回れと 言う言葉」
「心ない ゆとり教育 歪んでる」
「勤勉を 忘れて良いの 日本は」
「今週も 悲惨な事件て゜ 嘆き節」
「税調は 低所得者に 付け回し」
いつもトラックバックありがとうございます。
トラックバックステーション管理者、tbstationです。
今週のお勧めblogとして紹介させて頂きましたので、ご連絡差し上げました。
今後ともトラックバックステーションをよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。以前コメント&TBしました、東京の三代目です。
私の会社は創業から東京都&中央区の公共工事を受注していますが、はっきり言いまして当たり前のように談合は行われてきました。しかし、3年前よりの予定価格公表により、ダンピング競争が行われ、予定価格の20%切りでないと落札できない状況になってしまいました。落札する業者はきちんと積算せずに、例えば3000万円の予定価格ならば、2400万円で札を入れ後はクジ引きに運を任せる。落札すれば下請業者を叩いて、あとは丸投げ。
私の会社は民間も官庁も直接責任施工をしていますので、このようなダンピング競争にはついていけず、ここ数年は官庁実績は当然の如く減っています。自然と民間住宅にシフトを替えています。
長く書いてしまいましたが、ダンピング競争の弊害で役所の予定価格も年々下がってきて、先日の東京消防庁の入札で30社のうち18社辞退という結果もありました
私たちの会社でも公共工事と民間工事を受注させていただいていますが、
公共工事の追加工事受注については業者側の言い値では受注できません。(全国がそうかはわかりませんが、少なくとも神奈川はできません。)
当初の本体工事の受注比率で、追加工事の受注金額が決まりますので、工事内容によっては追加工事の受注を断るケースもでてきています。
私の周りでは、かえって民間工事のほうがお客さんが知らないことを良いことに『とりあえず受注』して、追加工事は業者側の言い値になっているケースがあるようです。
『注文住宅を手に入れる』ご案内ありがとうございました。
若本さん こんにちは
私は公共工事というものをした事がないので良く分かりませんが、
民間で格安受注した業者は追加変更工事で利益率を上げようと力を注ぎます。不動産物件でもこのような事を良く聞きます。
コメント有難うございました。