このブログで告知した完成内覧会に、別のお客様が手づくりのクリスマスリースを提供してくれました。
養生を剥がしたばかりの真新しい玄関ドアにとても映えるリースです。
記録的な寒波の最中、見学会の準備で朝到着して家の中の温度を測ると、およそ
5度。冷暖房もなく、昨日まで工事をしていたので、外気温と変わらない寒さです。
分電盤は昨晩、日が暮れて取り付けられましたが、工務店社長に「深夜電力を使う
蓄熱暖房機だけは、通電しておいて!」と頼んで帰りましたので、この暖房機だけでどれほどの暖かさが得られるのか体験するのも楽しみの一つでした。
この家はとても大きな吹き抜けがリビングにあり、リビングもダイニングも掃き出しの大きなサッシです。普通の家では、まず暖房をしてもなかなか暖まらないような建物です。
今日は、最近購入した広角カメラでその吹き抜けの写真を撮ってみました。下のような写真ですが、いかがでしょうか?
室内の温度、湿度を、電波時計つきのデジタル温湿度器で測っていきました。
延床面積約40坪、吹き抜けは8帖ほどの大きさがありますが、
7KWの蓄熱式暖房機だけで、しばらくするとほんのり暖かくなってきました。
(写真の階段の下にある白い機器が「ちくだん」です)
深夜の時間帯に「安い電気」で蓄熱させ、日中は小さなファンを回して放熱するだけなので、ファンを回す電気代だけで暖房をまかなっているということです。
午後3時頃、
温度は約14度、決して暖かい温度ではないハズですが、
湿度が60%前後で、蓄熱暖房機から
「遠赤外線」が出ていて
輻射熱で暖かさが感じられるようでした。
もちろん、断熱性能がよいという前提があるからに他なりませんが、クリスマスリースを提供していただいた、これから着工するお客さまも、蓄熱暖房機の暖かさを体験し、とても期待感が高くなったようです。
基礎の鉄筋なども、仕上がってしまったら分かりません。断熱性能や暖房機器も、実際に体験しなければ分かりません。
大事なものは、見えない部分に意外と隠れているものです。
そういえば、住宅展示場の外にどれほどの「室外機」が設置されているか見るのも、その建物の断熱性能を測る判断基準です。例え、室内温度が24度だとしても、それが本当の性能かどうかは分かりません・・・(^_^;)
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