2008年01月17日

本日棟上げ!

棟上げスタート今朝は全国的に冷え込んだようですが、好天に恵まれ無事棟上げの日を迎えました。

今回の現場は「2×4工法」で、工場でパネル化された壁下地をクレーンで吊り上げて所定の位置に配置していきます。デジタル温湿度計のついた電波時計で、時間と外気温、湿度をチェックです。



2×4パネルいつものように、足場の上にのぼって下からでは見えない部分、工事で隠れてしまう部分をチェックしながら、進捗状況を記録していきます。

広角のカメラを使っているので、後から見ても全体が良く分かります。この写真をサイトにアップし、IDとパスワードをお客様にお伝えして仕事中でも現場の様子が確認できるようにしています。

今年住宅業界では、政府の音戸で『200年住宅ビジョン』がブチ上げられ、住宅の長寿命化への取り組みが盛んになります。スケルトン・インフィルといった可変性・耐久性のある家づくり(ハード面)はもとより、「家歴書」と呼ばれる、建築過程をデジタル写真で保存し、将来のリフォームに活用できるソフト面も求められます。

もちろん、性能表示などの書類・設計図書も電子化され、きちんと保管されることが前提です。

こちらのお宅も、木造二階建てで現在のところ構造計算所の添付は不要ですが、試しに構造設計事務所に簡易計算をお願いしたところ、厚さ3センチほどの報告書が届きました。

耐震偽装のお陰で、確認申請が厳格化され、構造設計事務所も「簡易な計算」という訳にはいかないようです。

今年の年末か来年前半には、木造二階建てなどの「4号建築物」が構造計算不要だという「特例」が廃止される予定です。昨年、建築基準法の改正と厳格化で、建築業界は大揺れでしたが、今年から来年にかけて木造住宅を手掛ける中小の地域工務店が大打撃を受けるでしょう。

こちらの「特例」は廃止されますが、揮発油税の暫定税率はどうなることやら・・・


無料Eブック(PDF)配布中
自分で出来る「欠陥住宅を防ぐ7つの自己防衛策」
第二弾!
家づくりで後悔しないための「優秀営業マンを見分ける5つの質問」

この記事へのトラックバックURL