全米ホームビルダーズショー最終日

今週初め(１２日)に、関西国際空港を発ち、フロリダ州オーランドに来ています。全米ホームビルダー協会が開催している『全米インターナショナルビルダーズショー』への参加です。

２日間は曇り空で時折雨が降っていましたが、昨日は最高の天気で、さすがにフロリダも冬なので肌寒かったです。今回のツアーは、アメリカ商務省の主催で日本から約２０名の人たちが参加しました。大手ハウスメーカーや建材メーカーの幹部社員や、設計事務所、工務店経営者など、多彩なメンバーです。

こちらは日本と１４時間の時差があるので今、早朝ですが、今日がいよいよ最後の日です。盛りだくさんのツアーと展示会だったので、また報告は徐々にしていきたいと思います。

今日は、午前中に『アメリカンホームツアー』という、アメリカの最新住宅のモデルホームの見学に行きますが、昨日までで一番印象に残った展示は屋外の展示です。

会場のオレンジカウンティ・コンベンションセンターの屋外に、数棟の実物大モデル展示がありました。こちらは、建物の規模やグレードによる違いも比較できるようになっていて、断熱材や防水シートなども一部壁内部が見れるようになっていました。

このモデル展示を設営している時のビデオ映像も早送りで見ましたが、日本のプレハブ住宅以上に、２×４工法で合理的な生産方式を取っているように感じました。日本の工務店もいいところは学んでほしいですね。

また、「BuilderBooks.com」(ビルダーブックス・ドット・コム)という、建設業者向けの書店もブースを出展していましたが、とても参考になりました。

建設業者向けに、技術書やデザイン紙だけでなく、経営戦略やマーケティング、営業手法など、建設業の経営者自身が身に付けるべき書籍が、全米ホームビルダーズ協会(通称：ＮＡＨＢ／ナーブ)の監修で発行されていました。

品質管理や工程管理なども興味深い本でした。

荷物にはなりますが、数冊買って帰りたいと思います。また、視察レポートをまとめ、ホームページにでも紹介しますね！


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