2010年04月10日

京都・奈良家族旅行

法隆寺の春報告が遅れましたが、先週子供たちの春休みを利用して、京都と奈良に家族旅行をしてきました。

半分は、私の趣味に付き合わせたようなものですが、妻も大阪の大学に行っていたので、学生時代はよく京都を訪れていたようです。奈良は行ったことがないということだったので、大賛成してくれました。

法隆寺の瓦奈良東大寺の春上の写真は、斑鳩の法隆寺を訪ねた時の写真です。京都から移動して閉館時間ぎりぎりに着いたので大変でした。カーナビも、南大門や駐車場で検索すればよかったのに、法隆寺で検索したので誰も行かないような裏門で行き止まり、車も離合できないような道に入り込みましたが、思わぬ体験も出来ました。

塀の瓦一枚一枚に「法隆寺」の文字が入っていたのは、昔の瓦職人の誇りを感じました。日本最古の木造建築物、五重塔や夢殿などはとても存在感がありますね。

平城京1300年の前に建てられているのだから、歴史の重みを感じます。建替えられたとはいえ、奈良の東大寺大仏殿も存在感もさすがです。

宇治平等院鳳凰堂で記念撮影京都初日は、坂本竜馬が襲われたという伏見の「寺田屋」から宇治に入り、源氏ミュージアムや平等院に行きました。鳳凰堂はちょうど桜が咲き乱れ、かの昔にこんなに優雅な暮らしをしていたのかと驚きましたね。子供たちは、今でも金色に輝く金閣寺がインパクトがあったようですが、鳳凰堂もなかなかのものです。

龍安寺のつくばい宇治を後にして、午後から三十三間堂を見学、その後清水寺や夜間ライトアップされている二条城などにも出掛けました。二日目は嵯峨野や嵐山でゆっくりして、龍安寺や金閣寺を拝観、午後から斑鳩に向かいました。

私は龍安寺の石庭や、裏庭が良かったですね。写真のつくばいは「古銭」のようなデザインの真ん中の開口が「口(くち)」の字で、まわりの字を足して感じで読むと『吾、唯、足るを知る』という字になります。

あまり欲張りすぎず、満足することを知るということを、昔の人も肝に銘じてきたようです。今の豊かな時代はなおさら「足るを知る」ということは大切ですね。

建築だけでなく、多くの名もない職人や偉人が込めた「氣」を感じた旅行でした。来週は、歴史を大切にする国「イギリス」に行ってきます♪

無料Eブック(PDF)配布中
自分で出来る「欠陥住宅を防ぐ7つの自己防衛策」
第二弾!
家づくりで後悔しないための「優秀営業マンを見分ける5つの質問」

この記事へのトラックバックURL