広島市安佐南区で建築中のAさんの家も、キッチンの据え付けが終わり、内装仕上げに入ってきました。左のインテリアパースは、弊社のスタッフが描いたスケッチパース。リビング階段の一部をスキップフロアにして、そこにご主人や子供たちの書斎兼お勉強スペースとしています。
上部は大きな吹き抜けになっていて、天井には2つの天窓。空からの光が燦々と降り注ぐ、とっても明るいスペースです。リビング自体は少し狭くなるものの、目線の高さも変わって空間に変化をもたらせてくれました。
こんな吹き抜けがあると、冬「寒いんじゃないのぉ・・・?」とお思いの方もたくさんいらっしゃることでしょう。工事は真夏に行われたので、夏の状況しかお知らせできませんが、この猛暑で工事中の室内の温湿度計をご覧いただいたら、いかに断熱性能が高い住宅かが分かります。
右の画像は、ちょうどスキップフロアの内部に置いてあったデジタル温湿度計。残暑が厳しく日中は35℃前後まで気温が上がった9月11日のちょうどお昼、エアコンも扇風機もない現場で27.1℃です。(湿度は66%)
断熱性能がいいから、壁や天井などに輻射熱がほとんど発生せず、外から入るとエアコンが効いているのかと思うくらい涼しい住宅となりました。ご存じの通り、エアコンで室温を下げると湿度も下がりますが、画像の通り湿度はそこそこ高いのがエアコンで温湿度計を操作していない証拠です♪
冬も小さな熱エネルギーで、吹き抜けのあるこの大空間を温めることが出来るのが高気密高断熱住宅のメリット。今回、気密測定の予定はありませんが、前回の測定結果を考えるとC値は恐らく0.5cm2/m2前後でしょう。
来週末には施主検査、そして今月末の1日だけ、施主のご厚意により完成見学会を開催予定です。
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