2016年11月22日

平屋建築中!

平屋の基礎都市部では利便性の高い土地はすでに家が立ち並び、土地探しから家づくりをする人たちにとっては『椅子取りゲーム』のように、残りの椅子が少ない状態が続いています。ということは競争は厳しく、なかなか手頃な価格で日当たりや風通しのいい住宅地を取得するのは容易ではありません。

そのような地域は地価が高止まりし、一次取得(初めての住宅取得)では建築費も考えなければならないため、土地が小さくなりがちで三階建ての住宅も珍しくありません。1階がガレージと玄関ホールや収納、2階にLDKや洗面浴室などを設けて、3階に寝室や子供部屋といった間取りです。

一方、建替えの場合、既存の敷地は広いものの、住む人は子供たちが独立し、日常的には1〜2人だけが住むというご相談も増えてきました。親の世代が建てた家なので、住宅ローンもなく、ある程度の蓄えがあって土地取得費が掛からないケースです。そのようなケースでは、平屋建築をご提案することが多いのですが、現実問題として建築費が割高であることと、洗濯物を干すスペースが必ずと言っていいほど課題となります。

このたび建築中の平屋の家も、実際に入札を実施してみると、思った以上に見積価格が大きくなりました。すでに独立して別の場所に居を構えている息子さんたちも「建築費は蓄えから払えるとしても、老後の生活を考えると、もっとコスト圧縮できないでしょうか?」と心配は尽きません。

平屋の家が通常の二階建ての家よりも坪単価が高く、割高に感じる最も大きな原因は、基礎と屋根工事です。今回の見積も、やはり基礎工事は一般的な二階建て住宅に比べて1.5倍、屋根工事は2倍程度の価格でした。その理由は、仮に平屋が家族数が少なくて、部屋数や床面積が小さく済んだとしても、建築面積(=1階の床面積)は二階建てに比べて大きくなり、その分基礎と屋根面積は広がります。

例えば二階建てで32坪の3LDKの家では、総二階とすれば建築面積は16坪。つまり基礎と屋根は16坪で済みます。しかし平屋でそれよりも家族数も部屋数も少ない28坪2LDKの家では、基礎も屋根も28坪分が必要となります。平屋の場合、仏壇のある和室や、子供たち家族が帰省した時に休める部屋が欲しいなど、日常的に使わなくても希望される部屋数や広さを確保したいというご要望も多く、どうしても建築費は増加しがちです。

今回の事例も、当初は30.1坪の床面積となり、5社から提出された工事費は、すべて2千万円を超えていました。最終的には、出来るだけ廊下などをなくし、部屋数などは減らさず25.5坪に抑えることで納得できる金額にまで下げることが出来ました。

平屋は、将来のメンテナンスにおいても、足場を組まずに外壁の塗り替え等が可能であり、維持コストも抑えられます。やはりある程度の敷地の広さがあれば、平屋がお勧めですね。やはり物干しスペースと建築コストが課題なので、お困りの方、不安な方は是非私のほうにご相談下さい♪

無料Eブック(PDF)配布中
自分で出来る「欠陥住宅を防ぐ7つの自己防衛策」
第二弾!
家づくりで後悔しないための「優秀営業マンを見分ける5つの質問」

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/cms_hiroshima/52392566