このところ、家づくりをスタートした方の電話での相談が増えています。しかも比較的年配の方です。これもテレビ取材の影響でしょうか・・・
昨年までは、ほとんどインターネットからの相談でした。
これまでのブログで建築中現場をライブ公開してきた信本さんも、最初の問い合わせは電話でしたが、ホームページを見てからの問合せです。
先週も1件、本日も1件、「お宅は
競争見積をしてくれると聞いたのですが・・」といった電話が入ってきました。やはり、数社展示場に行って比較検討していくうちに、判断基準が「
営業マンの印象がいいか?」とか「
見積提示額が安い!」という2つに集約されていくようです。
「お宅に相談したら、もっと安くなるんですか・・・?」
建物の概要も、家族構成も、要望も聞かず、現在見積を出してもらっているプランを見ずに「ハイ!お任せください。必ず安くしてみせますから!!」といえるわけありませんよね。
そもそも、契約までは競合相手を商談の土俵から落とすため、『見積金額』にもさまざまなテクニックを使う海千山千の業者や営業マンはたくさんいるのですから・・・
本日発行の私のメルマガでも書きました。
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000123172
私のメルマガ読者も2500名を超えてきましたが、遠く離れた読者からも相談のメールが届きます。そのうち、このブログでも相談事例を発信したいと考えています。
メールであれば、参考となるホームページを紹介したり、時間をおいてきちんと回答することが可能ですが、電話相談となるとそういうわけにはいきません。メルマガやホームページ経由の相談は、少なくとも行動に移す前に私のことや私が運営しているサービスに少なからず関心を持ち、さまざま調べています。
しかし、電話の場合は「どこかで聞いた」というレベルが多く、まずはこちらからすぐ回答をするのではなく、相手の状況を把握するために質問することが大変重要です。
最近はそれを
『コーチング』と呼んでいます。
本日電話相談のあった方も、のっけから現在計画中の住宅の規模や大まかな造りを言われたあと「お宅に相談すると、これまでの事例からどのくらいの工事費になるでしょうか?」というものでした。
私は、最低限確認する点として、敷地形状、家族構成、家づくりの優先順位(基本性能)、希望規模などを聞いたうえで、手元にある見積書の内訳がどのような構成になっているか確認します。
特に、見積書に内訳明細がなく、建築本体工事だけであとは概算金額や別途工事、オプションなどになっているケースでは、「安いから」という理由だけではお勧めできません。住宅コストを安くする方法はいくつかありますが、その根拠が示されていなければ、手抜きや施主の知らないところでグレードを落とすといったことをされるかも知れません。
「私のサービスは、性能表示制度を利用するなど、現場に第三者のチェックを入れることを基本にしていますし、業者選びも営業マンの印象で判断するのではなく、必ず工務店の代表者にお会いいただいて、経営方針や家づくりの思想について、施主が共感し信頼できるかどうかという判断機会を提供しています」と、本日電話相談いただいたお客様には説明しました。
その上で、競争原理を導入し価格の比較も行なうのです。
しかし、メールはこちらの意思で情報発信できる(もちろん迷惑にならない範囲で)ので、アドレスさえ分かっていればフォローができますが、電話は本当に顔も見えなければ、フォローも出来ません。
はやく、ライブドアとフジテレビの和解のように、メディアと通信とインターネットが融合すれば、これまでのように自宅まで営業マンに押し掛けられずとも、気軽に家づくりの相談業務が出来るのではないかなと思っています。
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