この研修会の数日前、自宅でたまたま5年前に購読していた『日経ホームビルダー』を手にとってみると、
「なんと工期が4分の1になった」
という記事がパッと目に入り、読み入ってしまいました。当時はあまり気にも留めなかった記事に、今頃になってその凄さに気づき、大阪から1ヶ月工期を実践している(株)ネクストウェーブの阪本社長を呼ぶことになったのです。
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青森の工務店と、福原部長の元上司で日本建材新聞社元専務の黒瀬会長(協議会)らが、10年かけて歩掛かりデータの収集と、マニュアル化、施工手順の標準化などを図った結果、今では初めて現場に入る大工でも、ほぼ工程通り進むそうです。(ただし、当然プレカットの部材加工や、現場への建材搬入のタイミングなど、目に見えないノウハウはあり)
私は昔、店舗の設計施工を手掛けていたので、30分単位で工程を組んで、現場で職人が入り乱れて施工するという経験も幾度となくしました。しかし、今回のCPMはそのような突貫工事のイメージではなく、現場もほとんどゴミが出ない、すぐれた工程管理手法だということを、地元工務店の経営者たちにも学んでもらったのです。