2015年01月27日

住宅業界の勉強会

住宅産業塾パネルディスカッション去年は建材関連団体など、異業種の方々に講演をする機会を何度かいただきましたが、今年は住宅業界のプロ向けに話をする機会を頂きました。とはいっても『基調講演』のようなひとりで講演する形ではなく、数名の専門家が壇上に登壇してそれぞれの立場から発表する『パネルディスカッション』に招かれました。

画像はその壇上からの休憩中の画像で、東京田町の『笹川記念館』にて開催された住宅産業塾主宰の「新春セミナー」の一コマです。

工務店の経営者や大工さんなど、施工のプロを中心に全国から約150名の参加。『現場きれいコンテスト』などの発表もあり、本当に現場を大切に思っている全国の優秀工務店が集まっていました。その中で私も自分の取り組みや、今後考えるべき取り組みなどを発表しました。
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Posted by cms_hiroshima at 16:27Comments(0)TrackBack(0)

2015年01月19日

工務店比較

完成間近のモデルハウス当社のサービスでは、共通のプランで複数の見積が得られるということも十分なメリットですが、各社の特長や住宅建築の専門知識を要する『コンシェルジェ』が施主と同行して、工務店各社の経営者から直接話を聞けるというのも大きなメリットです。

通常の家づくりであれば、営業マンとの商談で、実際に施工を担当する技術者や責任を負う経営者と話をする機会はほとんど得られません。自ら個別に工務店に連絡をし、経営者に会って判断しようという強者(ツワモノ)もいらっしゃいますが、私は知識の乏しい個人が直接工務店を訪ねて交渉するのはあまりお勧めしません。

実際には最高責任者にあってから判断されるのが正しいのですが、紹介なしに訪ねてくる一般消費者に多忙な経営者が時間を割いてもらうのは容易ではなく、自社のことをどの程度理解し、依頼される確率がどの程度なのか分からない相手が、突然来社して質問されることに慣れていない社長がほとんどです。

しかも家づくりの知識が乏しく、何を聞いていいのかポイントが分からず、坪単価や特長を聞き出そうとしても、実際には施主の要望や敷地の条件で大きく異なり、話を聞いても判断するための知識が乏しければ、相手の印象でしか判断出来なくなってしまいます。

現実には「えらい細かい質問をして、他社と天秤に掛けられるだけで、素性が分かるまで差しさわりのない話だけしておこう」と警戒されるケースまであります。

私たちのようなコンシェルジェが事前にアポイントを取り、1日に数社回って工務店経営者から話を聞けば、十分理解できない点は私たちに聞くこともできますし、質問を分かりやすくフォローすることも可能です。

今回の工務店面談では、宮城県仙台市のコンシェルジェも帯同しました。宮城県内で新築建築のサポートを行う『住宅CMサービス仙台』の大文字さんです。

今回の面談、3社目の工務店では、現在新築中で間もなく完成するモデルハウスを見学し、社長やスタッフからも詳しい説明を聞いて、施主ご夫婦も納得でした。  
Posted by cms_hiroshima at 16:56Comments(0)TrackBack(0)

2015年01月09日

今年最初の地鎮祭

鎌入れの儀2015年もスタートしましたが、新春早々安芸郡府中町にて地鎮祭を執り行いました。

私の役目は設計者の立場で『穿ち初め(うがちぞめ)の儀』の中の「鎌入れ」を担当しました。建物を建てる前に、設計者が「草を刈る所業」がこの鎌入れです。「エイッ!エイッ!」と大きな声で3回、鎌で草を刈るしぐさをします。

続いて施主が「鍬入れ」をし、施工者が「鋤(すき)入れ」をした後に、神主さんが「鎮めもの」を埋めるしぐさを行います。

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Posted by cms_hiroshima at 18:43Comments(0)TrackBack(0)