世間を揺るがした姉歯問題から10年、またもや『傾斜マンション』の問題がマスコミを賑わせています。姉歯問題以前から建築検査や欠陥住宅の調査などでお世話になっている日本建築検査研究所の岩山健一さんが今回もたびたび解説でテレビ局に呼ばれていますが、このような欠陥の被害に対してきちんと損害賠償を受けるためには、実は契約時の『契約約款』をしっかりチェックするということがとても重要です。
画像は2015年11月に発行された業界専門紙『日経ホームビルダー』に掲載された、大手ハウスメーカーの契約約款是正の記事。消費者団体からの指摘で、業界最大手の積水ハウスやミサワホーム、文人も不動産リフォームなどが、ようやく消費者に不利な契約約款を改めたという記事です。
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