明治維新から150年、新しい年が明けました。
画像は、私の実家のある山口県周防大島町の嵩山から、1月1日朝7時過ぎ、四国の石鎚山周辺に掛かった雲から顔を出した初日の出です。
20世紀末に、全国自治体の中で『高齢化率No.1』を20年連続続けた「旧東和町」が目の前に見える島影です。その後の平成の大合併でその地位は譲りましたが、それでも超高齢化や人口減少、耕作放棄地の増加など、日本の未来の姿を先取りしている課題先進自治体です。
十年ほど前は、まだこの島の高齢者も元気で、お盆や正月は数多くの帰省客がいました。しかし島で生まれ育って私たちのように島外に出て行った人たちも中高年になり、子供たちは成人して親とは別行動、実家の祖父母も多くは亡くなったり、施設で介護や長期入院など、徐々に帰省する理由がなくなりつつあります。
自分自身の回りの状況から、年末に書いたコラムは
『帰省ラッシュが無くなる日』という衝撃的なタイトルを付けました。決して大げさではなく、20年後は民族大移動とも呼ばれるこの日本の風景が消えてしまうかも知れません。
そんな時代になっても、豊かさを感じる社会を作れるよう、今から備えて活動していこうと初詣で祈願しました♪
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by cms_hiroshima at
11:00
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