
北欧の国フィンランド旅行の報告第二弾は、首都ヘルシンキ市郊外の実験都市『エコ・ヴィーッキ』の訪問です。ヘルシンキの中心部から北東に直線距離で約8Kmの未開拓地、ヘルシンキ大学の実験農場として利用されていた約24ヘクタールの土地に、エコロジカルでサスティナブルな住宅地で約800世帯、1,700人の人々が暮らすエコタウンです。
1994年からフィンランド政府環境省とヘルシンキ都市計画局が中心となってコンペ開催によって開発がスタートし、2003年に完成した国家的実験プロジェクトで、今でも環境評価のモニタリングが行われている先進的サステイナブルタウンです。
公共交通機関が発達し、1日公共交通乗り放題のワンデイチケット9€(約1,100円)を買えば、ヘルシンキ都市圏のトラム(路面電車)、地下鉄、バス、近郊フェリーが乗り放題でした。人口60万人の都市で、トラムは網の目のように11路線、地下鉄まであるのです。私もホテルでワンデイチケットを購入し、このエコヴィーッキへも地下鉄とバスを乗り継いで、ひとりでこの街を訪れてみました。ヘルシンキ中央駅から乗り換え含め1時間弱のミニ旅行です。
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