妻の入院・手術などがあったこともあり、数日ぶりの更新となりました。
この間、日本道路公団の副総裁が逮捕されたり、関東を襲った震度5強の地震で、都庁の災害対応すべき厚遇の職員たちが過半数職務怠慢を行なっていたなど、さまざまなニュースが飛び交っていました。(-_-;)
さて、昨日朝、地盤調査を行ないました。
スウェーデン式サウンディング試験と呼ばれる簡易調査です。
郊外の山を削って開発された団地内の敷地ですが、もう開発スタートからは20年以上経過した場所です。
一般的なイメージとしては「もうそんなに経過しているなら、雨などで地盤も締まってきているのでは?」と考えます。しかし、実際には調査をしてみなければ地盤の強度は分かりません。
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地盤調査は、建物の配置計画が決まってから行ないます。
となりの地盤が良かったから、ここも大丈夫だろう!・・・っていう訳にはいきません。
なぜなら・・・
以前、建替えの現場でやはり地盤調査を行ないました。
古い2階建ての家屋があり、解体して新たに2階建ての住宅を建てる計画です。
「これまで家が建っていたのであれば、もう地盤も落ち着き、不同沈下も起こらないのでは!?」と考えます。
(期待感も込めて!)
右の写真は、そのときの地盤調査の様子です。
一般的に戸建て住宅で行なわれる
『スウェーデン式サウンディング試験』ではなく、
レイリー波と呼ばれる表面波を地中に送って、その反射波によって地盤支持力を算出する
『表面探査法』で地盤調査を行ないました。
結果としては、軟弱地盤で『布基礎』は無論のこと、『ベタ基礎』でも不同沈下した場合の地盤保証は出せないというデータが示されたのです。
このような場合、表層改良や杭打ちといった『地盤改良』が必要となり、その分一般的には給料の1ヶ月から3ヶ月程度の追加費用の負担を覚悟しなければなりません。
今回の地盤調査の結果は数日後出るでしょう。
家づくりには、このような予備費が必ず必要となってきます。
坪単価表示のローコスト住宅に惑わされることなく、余裕を持った資金計画をしておきたいですね。
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