2007年02月02日

大断面フレームの家

大断面フレーム右の写真をご覧下さい。奥のスイッチプレートの大きさで、その太さが実感できると思いますが、8寸角(約24センチ)の無垢材です。通常、通し柱で4寸角なので、

なんと通し柱4本分の太さの構造材です。


昨年秋「建築業者では決して聞けない」というタイトルのセミナーに参加し、大断面フレームを取り扱う(株)キャシアの大田麻美社長と出会いました。翌週、大阪出張があったので、梅田駅前で大田社長と昼食をご一緒し、今の住宅業界の課題や我々の役割について熱く語り合いました。

今回、大田社長のお招きで、大断面フレーム(一般的にはティンバーフレーム)の他、自然塗料や耐震金物、天然断熱材など、4社合同セミナーに参加してきました。開催場所は、広島駅のすぐ近く、猿候橋電停から徒歩1分のところにある『アークホテル広島』です。

これほどの構造材を使って仕口加工し木組みをしていけば、巨大地震や超大型台風でもものともしません。セミナーでもさまざまなデータを聞かせていただきましたが、「制震装置」とか「免震装置」などに大きなお金を掛ける位なら、構造材にこそお金を掛けるべきだと思いましたね!

滋賀県で付き合いのある工務店の見学会をサポートした時、入母屋の家でやはり八寸角の大黒柱を使った屋敷でしたが、柱の存在感は大したものでした。

世代を超えて使える家というのは、ここ30年の住宅業界で忘れ去られていました。小手先のテクニックや性能、●●風、デザイナーズ住宅といった家づくりから、本物の家づくりに・・・
これからの日本の家づくりが、まさに「骨太」を求める時代になってきたようです。

第二弾!
家づくりで後悔しないための「優秀営業マンを見分ける5つの質問」

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この記事へのコメント
こんにちは。
過日はお会いしたのにほとんど話もできず...

またこちらのサイトでのご紹介♪
ありがとうございます。

社長も一棟 是非プロデュースしてくださいね。

来月は広島県エリア出張が多くなりそうです。
食事でもご一緒しましょう。
Posted by Mami Ota at 2007年02月08日 01:39