報告が遅れましたが、先週仙台に出張し、宮城県内で『住宅CMサービス』運営スタートの最終段階として、地元優良工務店募集の説明会と一般消費者向けのセミナーを開催してきました。
広島のサービスで実績を出して、社内の活性化にも成功している工務店の社長も講師として私と同行し、広島での経験を参加した宮城県内の工務店の経営者にもお話してもらいました。スタート時、5社程度の工務店には参加してもらえそうな感触です。
画像は翌日少し時間が空いたので、仙台のサービスを運営する『しんちく仙台』の大文字さんに無理をお願いし、日本三景のうち唯一訪れていない『松島』に案内してもらいました。ちょうど広島から安芸の宮島に行くくらいの距離感で、松島湾に浮かぶ島々を見てきました。
1時間ほどの遊覧船で湾内を巡りましたが、この風光明媚な島々と地形のおかげで、東日本大震災で発生した津波被害は、周辺の市町に比べてかなり衝撃が緩和されて、建物への津波被害はそれほど多くなかったようです。
しかし、お隣の東松島市や塩釜市などは大きな被害が出ており、復興もかなりまだら模様のように感じました。一般消費者向けのセミナーでは、大手ハウスメーカーの実態を実例でご紹介し、復興で費用を使うのであれば、地元の優良な工務店・建設会社にお願いするのがどれほど施主本人も、地域経済にとってもプラスになるのか説明させていただきました。
「そんなこととは知りませんでした!」と驚きと納得の声を頂きましたが、特に東北の沿岸部の復興は、県外の大手ではなく、地元の会社にお願いすることで、経済的にもお得で、将来も安心して暮らせるのです。仙台でサービスを運営する大文字さんも、地元仙台第一高校を卒業した地元っ子。ホームページもほぼ出来ましたので、宮城県内で建築計画のある方は、是非ご相談下さい。