当社のサービスでは、共通のプランで複数の見積が得られるということも十分なメリットですが、各社の特長や住宅建築の専門知識を要する『コンシェルジェ』が施主と同行して、工務店各社の経営者から直接話を聞けるというのも大きなメリットです。
通常の家づくりであれば、営業マンとの商談で、実際に施工を担当する技術者や責任を負う経営者と話をする機会はほとんど得られません。自ら個別に工務店に連絡をし、経営者に会って判断しようという強者(ツワモノ)もいらっしゃいますが、私は知識の乏しい個人が直接工務店を訪ねて交渉するのはあまりお勧めしません。
実際には最高責任者にあってから判断されるのが正しいのですが、紹介なしに訪ねてくる一般消費者に多忙な経営者が時間を割いてもらうのは容易ではなく、自社のことをどの程度理解し、依頼される確率がどの程度なのか分からない相手が、突然来社して質問されることに慣れていない社長がほとんどです。
しかも家づくりの知識が乏しく、何を聞いていいのかポイントが分からず、坪単価や特長を聞き出そうとしても、実際には施主の要望や敷地の条件で大きく異なり、話を聞いても判断するための知識が乏しければ、相手の印象でしか判断出来なくなってしまいます。
現実には「えらい細かい質問をして、他社と天秤に掛けられるだけで、素性が分かるまで差しさわりのない話だけしておこう」と警戒されるケースまであります。
私たちのようなコンシェルジェが事前にアポイントを取り、1日に数社回って工務店経営者から話を聞けば、十分理解できない点は私たちに聞くこともできますし、質問を分かりやすくフォローすることも可能です。
今回の工務店面談では、宮城県仙台市のコンシェルジェも帯同しました。宮城県内で新築建築のサポートを行う『住宅CMサービス仙台』の大文字さんです。
今回の面談、3社目の工務店では、現在新築中で間もなく完成するモデルハウスを見学し、社長やスタッフからも詳しい説明を聞いて、施主ご夫婦も納得でした。