春先から出張などが相次ぎ、気が付くと5月は一度も投稿せず6月も終わるところでした。先週、米国の不動産業界の調査のため、シアトル視察ツアーに参加してきました。主催は(一社)日本不動産流通アソシエで、数年前から付き合いのある(株)大好産業の工藤社長が団長を務める25名の視察団です。
メインのメンバーは工藤さんが活動の拠点を置く福岡の宅建協会の人たちで、広島からは私がお誘いした1社1名だけ、関東の参加者も数名いらっしゃいました。画像はシアトルのダウンタウンを見下ろせる小高い丘にある高級住宅地「クイーン・アン」のケリー・パーク(公園)からの眺めです。
東日本大震災直後に初めてシアトルを訪れ、今回が二度目の訪問ですが、ほとんど前回訪問しなかった場所ばかりに行けたので、よりシアトルの全容が見えてきました。
前回の視察は『輸入住宅産業協会』の主催だったので「建物中心」の視察でしたが、今回は米国の不動産ビジネスの本質」を学ぶツアーなので、不動産取引の実態や、なぜ米国が不動産価値が上昇するのかについて、現地の専門家の話を聞き、実際に住宅地や建物を見ることで、そのメカニズムや専門家の役割を知ることが出来ました。
一番大事なことは「ロケーション」であり、ライフステージやライフスタイルの変化で
不動産を売却するとき「いかに高く売れるか?!」を購入時に考えて契約するアメリカ人の考え方が、美しい街並みや窓からの景色を大切にしているということが感じられました。
画像は窓越しに見えるワシントン湖の向こうに、シアトルの高層ビル街が見える景色です。自然豊かな郊外にありながら、都会も感じられる素晴らしいロケーションが、オープンハウスを見に来た人に「ここに住みたい!」と思わせる魅力をつくっていることが、どの家を見ても感じさせられました。
とても1回のブログ投稿では書ききれない内容とボリュームなので、7月になって落ち着いてから1日ごとの報告をレポートで投稿します。
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