2015年07月08日

シアトル不動産視察2日目(2)−シアトルダウンタウン散策

スターバックスリザーブ・ロースタリー&テイスティングルームスターバックステイスティングルーム朝一番の『ウエルカムプレゼンテーション』を終え、郊外の住宅地の視察に向かう前に、ダウンタウンにある『スターバックスリザーブ・ロースタリー&テイスティングルーム』というスタバの聖地シアトルでも、本社や1号店に次いで有名なお店に立ち寄りました。

私はあまりコーヒーに興味がなく、従ってスタバの珍しいお店も時間を持て余すので、集合時間だけ確認して周辺の街を散策しました。カルフォルニアから続くフリーウェイ5号線を超えると『キャピトルヒル』と呼ばれる小高い丘になり、サンフランシスコのように傾斜地に住宅やテナントビルなどが立ち並んでいます。
傾斜地に建つコンドミニアム例えば右のビルなどは道路の傾斜に併せて建物を建てていますが、日本では敷地を水平にするため一旦『擁壁(または法面)』をつくり、ひな壇上の土地に建物を建てるケースがほとんどです。

それが地震による擁壁の崩壊やがけ崩れに繋がりますが、こちらでは建物の基礎やフロアを傾斜にあわせて住宅やビルを建築し、ヘタに地形を変えたり造成することで「安定している地盤をほぐす」ことな極力避けるようです。日本では、大型重機で土を掘って軟弱化し、土砂を運搬する費用を負担して、さらにコンクリートで垂直擁壁を立てて土を埋戻し、ローラーで固めても昔の地盤のように安定しないから、追加で地盤補強までするという”滑稽な土地造成”が行われています。

シアトルの住宅地シアトルに限らず、住宅地に巨木が生えていて大きな邸宅よりもさらに高い木が、住宅地を印象的にしているように感じます。必ずしも電柱が地中化されているわけではありませんが、車道から建物の前面がセットバックし、大きな樹木が木陰を作っているだけで、街にゆとりを感じさせます。木製の電柱なので、電線も含めて日本のように気になることもありません。

画像は歴史ある建物の一部を残してリノベーションを行っている建築現場。鉄筋コンクリートと木造(2×4工法)の混構造で建てられていました。

最初この建築現場の仮設足場や安全対策、構造に驚いていましたが、完成予想図の看板を見てもっとビックリ。この建物の用途が、商業とオフィス(テナント)とアパートメント(住戸)の複合ビルで7階建てということです。
歴史ある建物を残したリノベ現場混構造のビルリノベーション現場道路に面した角部分の2階分だけ古い建物の外壁を舞台芸術のようにはぎ取って残し、商業テナントが入居する低層部分のみ鉄筋コンクリートで上部の荷重を負担して、その上の5層分(3〜7階)は木造です。

もしかしたら上記の完成したビルの写真も低層階のみ鉄筋コンクリートで上部階は木造であっても不思議ではありません。林業が盛んで日本にも木材を輸出しているワシントン州とはいえ、日本では構造耐力や耐火性能で絶対使うことがない大規模ビルで木造を優先しているのは驚嘆しますね!

耐震補強されたビルちなみに日本人はとかく「日本は地震国だから」と強調しますが、ロスやサンフランシスコも大震災に見舞われたように、米国西海岸のシアトルも巨大な地震のリスクと隣り合わせです。バスの中から日本では見慣れた『耐震補強された』ビルの外壁を見て、改めて地震の多い都市なのだと再確認しました。

明日は少し郊外の高級住宅地『マグノリア』で1938年築で3億円超で売り出されている既存(中古)住宅の見学をレポートします!

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