2016年07月12日

二度目の熊本黒川温泉!

黒川温泉のし湯熊本地震から3ヶ月が経過しました。前回は本震から二週間しか経っていないGW中だったので、災害復旧が優先されている被災地は避け、観光地を中心に阿蘇周辺を走りましたが、今回は甚大な被害を受けた益城町まで行ってきました。

初日の宿泊地は、前回と同じ人気の温泉郷『黒川温泉』で、前回来た時に「この宿は泊まってみたい♪」と思わせた温泉街の中心地にある「ふじ屋」さんに予約しました。今回は夫婦での熊本入りです。

5月に来た時には、少しだけ震災の傷跡がありましたが、今回は豪雨によって何か所か土砂崩れが見られ、宿泊した宿も6月24日から一週間ほど、玄関部分が土砂に埋まり休業していたということでした。前回宿泊した『奥の湯』も、宿泊した数日前に営業再開したということだったので、運が良かったというか、復興支援に貢献出来たということです。

ちなみに写真は姉妹店で、宿泊客には露天風呂が無料で楽しめる『のし湯』さんの入口です。とっても雰囲気のある場所ですが、以前はゲートボール場だったということで二度ビックリです。(@_@)

黒川温泉ふじ屋黒川温泉郷黒川温泉に宿泊し、このようになる前の、どこにでもあるような鄙びた温泉宿から、いかにして人気の温泉街になったのか、地元の人たちの努力と意識改革の結果が温泉街を歩いていて感じられます。

決して恵まれた立地でも環境でもなく、お金もない中で、自分たちが出来る努力を積み重ねた結果で、本気でやろうとすればどこでも可能だけど、どこでも出来ることじゃないというのが分かります。ここまで街全体が徹底しようと思ったら、口で言うほど容易ではありません。リーダーがいて、旅館組合が一致団結して努力を重ね、年を重ねてようやく実現できる姿です。

宿で出される料理も、もてなしも、お土産屋さんも、誇りを持って温泉街を訪れるお客さんに対応していることが感じられました。経営者だけでなく、従業員までがプライドを持って丁寧な接客をするのは、単なる従業員教育では実現できません。自意識の高さでしょう。

チェックアウトの10時ギリギリまで黒川温泉を楽しみ、やまなみハイウェイ経由で熊本入りです。

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