2020年01月10日

ハリウッドスターと”志”を語り合う!

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令和2年になっての初投稿です。
昨年12月に『住宅プロデューサー養成講座』の報告をしましたが、別のイベントで昨年末に東京出張した折に、ハリウッドで活躍するコメディアン兼俳優の神田瀧夢(かんだろむ)さんの講演会に参加してきました。

日本ではあまり知られていない瀧夢さんですが、米国の三大ネットワークABCテレビの人気番組「I Survived a Japanese Game Show」の司会を務め、全世界150か国で放映されるなど、世界中で顔と名前が知られた有名な米国在住日本人タレントです。

今回の講演では、日本の起業家や経営者対象に『夢を実現させるために必要な準備と心構え』と題して、ご自身が英国からアメリカに渡り、いかに数多くの壁にぶつかりながら、それを乗り越えて、その先の大きな夢にチャレンジしているのか、現在・過去・未来にわたる話を聞くことが出来ました。

瀧夢さんは、若き頃英国で経験した日本と日本人の知名度の低さをバネに、世界中で日本の文化や技術力、日本の良さを知ってもらう役目を果たそうと「志」を立てました。そのために帰国後に武術から伝統芸能、茶道・華道などをマスターすることから再出発し、米国に渡って、NYからハリウッド、コメディアンでの成功にあきたらず、アカデミー助演男優賞受賞を目指し、現在活動をしています。

神様は、自分が乗り越えられない壁はつくらない」という信念で、チャレンジを重ね、2017年にアカデミー賞を受賞した『ラ・ラ・ランド』の主演女優、エマ・ストーンとの共演を強くイメージし続け、何と同年9月にエマ・ストーン主演のTVドラマのオーディション参加のオファーが届きます。

日本人ドクター村木役は、アジア系の男性であれば誰でもよいと、150人の応募の中から二次オーディションに進み、何とエマ・ストーンとの共演を勝ち取りました。現在ネットフリックスで『MANIAC(マニアック)』という番組に出ています。

私は、彼の志を実現させるために、ハリウッドの俳優としての成功だけでなく、大阪出身の瀧夢さんが、来る2025年開催の大阪万博で、観光PR大使として、世界中に日本製品や日本文化を売り込み、世界中の津々浦々にもっと日本に関心を持ってもらう役目を果たしてもらえるのではないかと思い、瀧夢さんに提案してみました。

私の志は「日本人が住宅取得によって豊かさを感じる社会をつくる」というもの。それは地域の風景や文化をつくることにもつながり、住宅ローンを組んでも資産形成に寄与する欧米のような社会の実現です。そのための人材育成として『住宅プロデューサー育成協会』の活動があり、「あなたの志が活きる資格です」と書かれたチラシを持って、瀧夢さんとツーショット記念写真を撮ってもらいました。

とってもいい刺激と出会いを頂いた神田瀧夢さんの講演会参加です。
  

Posted by cms_hiroshima at 16:23

2019年12月03日

住宅プロデューサー養成講座はじまる!

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しばらく投稿していなかったと思ったら、12月に入ってから”令和初”の投稿になってしまいました。この間、もちろん元気に活動していましたし、新しい活動として『住宅プロデューサー養成講座』も開講し、主要講師のひとりとして、東京・大阪にて講座を担当してきました。

この講座は、元々建築家コンペのサービス『ザウス』を創設して、住宅プロデュース業を世に問うた水田耕三さんが今年になって設立した一般社団法人日本住宅プロデューサー育成協会が実施するプロ向け講座。講師は水田さんや私のほか、ハウスメーカーやゼネコンなどの建築トラブル、欠陥の発覚などでは必ずと言っていいほどテレビに出演して解説役を果たしている日本建築検査研究所の岩山健一さんなど、そうそうたるメンバーにより運営されています。

画像は岩山健一さんの『インスペクターの目から診る欠陥住宅12のポイント』の講義の様子。鉄骨系の大手ハウスメーカーの瑕疵検査(欠陥住宅)の様子で、床下を潜ったときの断熱欠損などを解説していました。

当協会では、志を持って住宅・不動産業界に入りながら、利益重視の会社の体質や上司への不信感などで業界を去り、外資系生保業界などでFP資格を取って、住宅取得資金の相談に応じているような業界経験者で、もう一度住宅の仕事に復帰したいとか、現在のクライアントに新たなサービスを提供したいと考えているような方々に、新しい知識と資格を提供しようという講座を開講しています。

「住宅業界はクレーム産業」と言われるような悲しい状態で仕事を続けるのではなく、住宅業界で顧客満足度の高い仕事をするための総合力を身に付け、お客様とともに家づくりに喜びを感じるプロの人たちを育てていく所存です。詳しくは、以下のサイトにアクセスしてみて下さい。

https://jjpk.org/
  
Posted by cms_hiroshima at 14:42

2014年12月12日

仙台のサービスまもなくスタートです!

松島の震災慰霊碑報告が遅れましたが、先週仙台に出張し、宮城県内で『住宅CMサービス』運営スタートの最終段階として、地元優良工務店募集の説明会と一般消費者向けのセミナーを開催してきました。

広島のサービスで実績を出して、社内の活性化にも成功している工務店の社長も講師として私と同行し、広島での経験を参加した宮城県内の工務店の経営者にもお話してもらいました。スタート時、5社程度の工務店には参加してもらえそうな感触です。

画像は翌日少し時間が空いたので、仙台のサービスを運営する『しんちく仙台』の大文字さんに無理をお願いし、日本三景のうち唯一訪れていない『松島』に案内してもらいました。ちょうど広島から安芸の宮島に行くくらいの距離感で、松島湾に浮かぶ島々を見てきました。

1時間ほどの遊覧船で湾内を巡りましたが、この風光明媚な島々と地形のおかげで、東日本大震災で発生した津波被害は、周辺の市町に比べてかなり衝撃が緩和されて、建物への津波被害はそれほど多くなかったようです。

しかし、お隣の東松島市や塩釜市などは大きな被害が出ており、復興もかなりまだら模様のように感じました。一般消費者向けのセミナーでは、大手ハウスメーカーの実態を実例でご紹介し、復興で費用を使うのであれば、地元の優良な工務店・建設会社にお願いするのがどれほど施主本人も、地域経済にとってもプラスになるのか説明させていただきました。

「そんなこととは知りませんでした!」と驚きと納得の声を頂きましたが、特に東北の沿岸部の復興は、県外の大手ではなく、地元の会社にお願いすることで、経済的にもお得で、将来も安心して暮らせるのです。仙台でサービスを運営する大文字さんも、地元仙台第一高校を卒業した地元っ子。ホームページもほぼ出来ましたので、宮城県内で建築計画のある方は、是非ご相談下さい。  
Posted by cms_hiroshima at 17:58Comments(0)TrackBack(0)

2014年10月20日

仙台出張報告

「閖上の記憶」祈念館先週末、広島空港からコミューター機に乗って仙台に出張してきました。東日本大震災の1年半後に、岩手県の陸前高田や住田町の視察をして以来の東北出張です。

今回の出張は、いよいよ仙台でも当社が運営している『住宅CMサービス』の運営スタートが決まり、運営者の大文字さんとの打合せ、研修目的の出張でした。地元仙台出身で、13年間の住宅・不動産業界で働いた経験から「こんな売り方をしていたら、お客さんの信頼も得られず、この業界から距離を置こう」とサラリーマン生活に終止符を打った大文字さんが、独立開業を考え様々なビジネスを研究している時に偶然見つけた『住宅CMサービス広島』のホームページ。

住宅業界から足を洗おうと決めていたのに、この仕組みだったらもしかしてこれまでの業界の常識を覆し、お客さんにも信頼されビジネスとして本気で取り組めるかも知れない。そう直感でひらめき、今春広島まで視察に来て確信を持ちました。

ご存じの通り、仙台周辺は東日本大震災の津波被害で仙台空港周辺の名取市、岩沼市など多くの住宅が流されました。仙台空港に降り立ったその足で、大文字さんと一緒に、岩沼市の集団移転の住宅地や、復興がなかなか進まない名取市の閖上(ゆりあげ)地区などを回ってみました。画像は、3.11発生直後の災害報道でも何度も映像が流れた『閖上中学校』の正門近くに設置されたプレハブの津波復興祈念館『閖上の記憶』に立ち寄った時の写真です。
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Posted by cms_hiroshima at 16:41Comments(0)TrackBack(0)

2013年06月11日

工務店面談の様子

『住宅CMサービス京都』を運営する(株)ポラリスハウジングサービスの高田さんが、入札後の施主さんとの工務店面談の様子を、動画でシェアしています。

家づくりは、ハウスメーカーや住宅会社のセールスマン(販売する人)が、自宅に来て「営業する」のが一般的です。

しかし私たちのサービスは、造り手の工務店(実際に施工する人)の事務所に、私たち住宅建築のアドバイザー(コンシェルジェ)が同行し、経営者から直接、使う材料や工法、家づくりで大切にしていることなどを聞ける機会を提供しています。

契約数字を早く上げたい「営業マン」と商談するのと、数社の施工者と比較される中から、自分たちが選んでもらえるよう、家づくりのこだわりや価格の違いなど、造り手側の「経営者」から直接話を聞けるのと、どちらが家づくりの可能性が広がるか、そして中身に納得できるか、容易に想像がつきます。

私たちは、単に住宅会社と施主を「マッチング」させるだけでなく、施工を担当する地元の工務店・建設会社の経営者を刺激し、向上心を持って家づくりに取り組んでもらえる企業に育ってもらう取り組みをしています。

小さくても地元で住宅建設を担う会社が競争力・技術力が向上して、元請けで仕事を受注することで成長し、地域に雇用が生まれることは、施主にとっても地域社会にとっても「三方良し」の関係です♪
  
Posted by cms_hiroshima at 14:27Comments(0)TrackBack(0)