
一昨日は広島経済大学の特別講義の講師として、丘の上の大学まで行ってきました。年一回、5回目の講師でした。講義のテーマは『大きく変わりゆく住宅業界』で、今は学生とはいえ、社会人になって40年間の生涯賃金や、賃貸を含めた住居費が掛かり続けることなど、しっかりと知恵をつけて将来豊かな生活をおくるためには、住宅や不動産に関する”情報リテラシーを高める”ことが大切だと伝えました。
これまで4回の講義の会場から、広い会場への変更でしたが、新型コロナ対策と思いきや、学生からのクレームで会場変更になったとのこと。最近は、大学に限らず平気でクレームをつける風潮というか社会になったように感じます。
これはSNSなどの影響なのか、それともパンデミックや景気などのマイナス心理のストレスが原因なのか、日本人の寛容性や和の精神が失われつつあるように感じますね!
画像に見える大型のショッピングモールや大規模な分譲マンションの増加も、町内会の崩壊や他人への干渉を嫌い、自分の主張を押し通す人を増やした要因になっているのではないでしょうか?従来、近隣街区で3千〜5千人程度の人口規模があれば、地元のおじちゃんおばちゃんが経営する散髪屋や食料品店、文房具屋や歯医者さん、診療所が成り立っていて、家族構成まで分かっていたものの、それが崩壊したのが平成以降の郊外へのスプロールかと大店立地法による大規模小売店舗の出店規制緩和です。
歴史を巻き戻すことは出来ませんが、やはり町内会や自治会などの地域コミュニティや、近所に怖い大人がいて、悪いことや危ないことをすれば他人の子供でも叱るという、多少ウェットな人間関係は人間形成や犯罪防止には大切だと感じますね。そんな話も住宅業界の課題として大学生に伝えました。



